【感想・ネタバレ】テルリアのレビュー

あらすじ

21世紀中葉、近代国家が崩壊し、イスラムの脅威にさらされる人々は、謎の物質テルルに救いを求める。異形の者たちが跋扈する「新しい中世」を多様なスタイルで描く予言的長篇。

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Posted by ブクログ

戦時中。しばらくするとバスが来てそれに乗れば「国」に帰れるかもしれない。それを逃すと次いつ来るのかわからない。到着したバスは既に人がこぼれ落ちそうになっていた。その人達を引きずり落として、自分はバスに乗らなければならない。極限状態において人はどこまで、自分をさらけ出すことが出来るのか、氏に問いかけられる。(現代人はそういうの隠して生きてるんだよう、剥かないで)けして面白い内容でなく、むしろ読み手を翻弄させる。関わってしまうとザワザワする。ダイレクトに脳細胞に働きかける。恐ろしいけどやっぱり剥かれたいの。

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2019年02月03日

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