あらすじ
サラリーマンの村田は会社の飲み会で悪酔いし、上司の新倉にキスしてしまう。すると新倉は突然会社を辞め、それっきり連絡がとれなくなってしまった。何も言わずに消えた新倉と偶然再会したのはコンビニのレジで、業務的に対応する新倉を村田は強く責め立ててしまい…。大人だから踏み出せない、臆病な恋の話。【収録作品】めんどくさいけど愛してる／兄貴あれなんだったの
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う～ん
表題よりも２つ目の兄弟カプの方が衝撃が強すぎて…
もしかしたら血が繋がってないオチとか期待してだけど…重いな
これから先の２人を考えると手放しにおめでとうとも言いきれず…
不思議な雰囲気のCP
表題とは別に実の兄弟同士の話が入っています。作家さんの別のお話を読んで、じわじわとファンになりました。登場人物の顔の表情はわかりにくいけど、じっくり読んでいくと喜怒哀楽は分かるようになります。照れ顔はわかりやすい。
表題はリーマン同士先輩と後輩、両片想いだったようなのに、先輩の方が会社を辞めて離れ離れになってしまいます。それから偶然会ってしまう再会愛でもあります。受けの先輩の元カレがでてきて当て馬っぽいけど、そこまで波風はたたず。後輩の粘り勝ちって感じです。
次作は実の兄弟。歳の離れた兄の方が弟のことが気になるようになってしまい、進学を機に家からでてしまいます。でも、実は弟も兄が気になっていました。禁断の拗らせ両片想いでしょうか。
ジワジワじっくり読む作品でした。
Posted by ブクログ
英さんの話はテンポが自分に合うのか割とどんな設定でも楽しめる。兄弟の話が好きなんだけどこれって実の兄弟なのかな？最初違うのかと思ったけどどちらにしても嫌な気持ちにはならない描き方で好き。
Posted by ブクログ
飲み会でキスしてきた元会社の後輩の攻めと、アルバイト先のコンビニで再会した受け。タイトル通り、めんどくさいめんどくさい言いながらも相手を想う気持ちがにじみ出てるような、ちょっとすたれてしまった中年?ゲイの甘すぎないメンズラブでした。受けが痔持ちとか、ロマンもなく実に淡々としてるんだけど、最後の、恋人にしか伝わらない暗号というか隠語というか…"今日いっぱい笑お"にはすんごくあてられました。
同時収録はガチ兄弟もの。禁忌を犯す、という重みをちゃんと表現してあって読みごたえありました。犯されるのは弟なのに、普通にノンケであっただろう兄のことをかわいそうだと表現するこの作者の感性が良いなぁ
