あらすじ
頬に一文字傷を持つ凄腕の流れ板前・梶川政一は、一流の腕前と徹底的な仕事ぶりから鬼政の異名を持つ板前である。だが、それだけの腕を持ちながら一つの仕事場に留まる事をしない。なぜなら幼い頃、生活苦から養子に出された行方不明の妹・悦子を探し出すためであった。流れ板前で培った人脈や人伝を駆使して梶川はいつの日か、妹と再会し、再び家族として暮らしていく想いを胸に秘め、鬼政は今日も板場で包丁を振るうのであった…
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匿名
創業120年の老舗の料亭「春秋」は、主人を亡くし、ドラ息子が板場を仕切るようになってから、すっかり落ちぶれてしまっていた。そんな店の窮状を救うべく派遣されたのが、凄腕の板前・梶川政一その人。
1巻では、春秋の板長の座を賭けて、政一とドラ息子の献立勝負が描かれる。人情味あふれる料理漫画でとても面白い。