あらすじ
凄腕の傭兵である小日向恵の現在の任務は、脅迫を受けた大企業社長・巽晃平の屋敷の警備およびベビーシッター(前任者は恵が倒した)。晃平は金も地位もあって男前という完璧な男だが、この任務には一つ問題があった。それは大人の男を怖がる晃平の息子のために、メイド服を着なければならないこと。でも何故か晃平には好評で、彼は「恵さんは凄い」「格好いい」とやけにキラキラした瞳を向けてきては恵の調子を狂わせるのだが……。ヒノアキミツ先生の口絵・挿絵・電子限定特典ページも収録。
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Posted by ブクログ
任務のため子供達を怯えさせないようにメイド服を着た傭兵の恵。これは子供達の父親である晃平の案だと思い込んで読んでいましたが、まさか恵自身の案だったとは。職務執行に忠実な男ですね。
晃平は初対面の時から恵に惹かれていて、本来スパダリなんだろうけど、いつもはこうじゃないって本人が言うくらいの行動言動が可愛いです。
佳境の「寂しく思う」の理由を晃平から聞いたときにしばらく放心して噛みしめてしまいました。
これはめっけものです♪
この本を筋肉野郎のメイドコスキワモノ⁉︎とか想像して手を引っ込めそうなあなた!(実は私が) 騙されたと思って読んでみてほしい。かっこ可愛い傭兵のメイド勤務状況が一人称で語られる日常はギャップ萌えそのものです。ほのぼの有り、シリアスな緊張感有り、痛い過去も愛もエロも筋肉と飛び散る汗も有ります。派手さは控えめですが、砂まみれの傭兵犬がお金持ちで心優しいハイスペック年上ボルゾイ犬と出会って仔犬たちと触れ合って、恋する人間らしい感情を取り戻していく過程が笑いを交えながら丁寧に書かれてて楽しく読めました。
この作家さん初めてでしたが、他の作品も読んでみたいです。
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
出オチみたいなタイトルで、アホコメ期待していたら意外とシリアス話でした。これはこれでよし。
使命のため、似合わないメイド服で外出歩いちゃう受の強心臓天晴。最後まで傭兵してるのもよかった。
個人的に攻より体格いい受だったらもっとよかったかも。
文章は、言葉を重ねる割に情景がわからないことがしばしばで、そこがちょっと惜しかったかな。
それよりオチに結構腹が立つんだけど…
あのオッサンギャフンと言わせなくていいの?とか、最後の濡れ場は全快までとっておいて、とか、モヤモヤしますよ。
誤植もチラホラ。
大事な場面で父が息子と自分の名前間違えていたり、荷物はバッグ1つなのにそのバッグの形状が自在変化していたり、結局どのバッグが本物?
傭兵メイドとは??笑
とんでもない作品だった…
旦那様のお口を拭こうとして指を舐められちゃったり、スカートの中がチラ見えしたり、お風呂でバッタリとかのラッキースケベ的なイベントが無限に続いていくんだけど、体格の良い男と男だから、こう…何を見せられてんだ?て頭が混乱する。
でも肉体的にも精神的にも受の方が強いってのは私にとっては新鮮だったな〜
攻が可愛くみえてくるね、プロポーズ受けてもらえて良かったね;;