【感想・ネタバレ】罠のレビュー

あらすじ

自動車販売会社で働く石田真人は、社内結婚の妻・紗栄子と平穏な日々を送っていた。しかし同じタワーマンションに住む玲子と出会い、人生が狂い始める。社長から支店勤務を命じられ、妻の莫大な借金が発覚。さらに本社の不正疑惑をリークしたと疑われ――。果たして石田の周りで何が起こっているのか?幾重にも張られた“罠”の目的とは。

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Posted by ブクログ

横浜が舞台とあって、街の描写がリアルに映りながら読めた。

道端でタバコを吸う老人だったり同じマンションの住人というだけであった関係がストーリーが進むにつれて巧みな駆け引きなどにスリルを感じた。
相関図を考えると少し複雑かもしれないけど、ワクワクしながら読み終えることができた。

お金に執着しすぎることと、女の人に気を付けること、悪いことはしちゃいけないと学んだ気がする。

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2017年11月01日

Posted by ブクログ

主人公の真人が罠にはめられるのだが、自業自得とはいえ、だまされてばっかるで途中からかわいそうになってしまった。

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2018年02月04日

Posted by ブクログ

西川三郎『罠』幻冬舎文庫。

文庫書き下ろし。同時刊行された『欲』と同様、メイン舞台はみなとみらいのタワーマンション。自動車販売会社に勤務する主人公の石田真人が知らず知らずに巧みな罠に嵌められるというストーリーなのだが、短絡的で呆気ない内容の凡作だった。それでも『欲』よりは少しましかも知れない。

当世の様々な事件を散りばめてはいるが、今一つストーリーの起伏と散りばめられた事件が噛み合わず、ワイドショーからのひと昔前の昼メロを見せられているかのような作品。

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2017年11月03日

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