【感想・ネタバレ】欲のレビュー

あらすじ

介護士の彩はある日、余命三ヶ月の末期がんに冒された資産家老人・雄吉の介護に訪れる。雄吉に見初められた彩は、高級マンションの譲渡を条件に男女の関係を結び、残された日々に心身を捧げる。しかし奇跡的に雄吉のがんが消えたことを知った彩は、バッグの中からある物を取り出し――。心の奥に潜む“欲”が交錯する傑作サスペンス。

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Posted by ブクログ

西川三郎『欲』幻冬舎文庫。

この著者の作品を読むのは『瘤』に続き、二作目。女性を主人公にした犯罪小説なのだが、前半と後半とに描かれる二つのストーリーが巧く融合していないように感じた。また、主人公が犯罪に手を染める過程や犯行に及ぶ場面の心理描写が欠如しているかのようにも感じた。

介護士の彩は末期癌に冒された資産家老人の介護を担当するが、あろうことか彩は老人に見初められ…

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2017年11月03日

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