【感想・ネタバレ】3つの真実のレビュー

あらすじ

“ミスター目標達成”を襲ったアクシデント!
「成功法則にも賞味期限があるのか?」
「本当の幸せって何なんだ!?」


主人公の矢口亮は、うだつのあがらない男だった。
25歳のある日、「成功法則」という言葉に出会い、本気でそれを実践。ついにトップ営業マンになる。
彼女ができて結婚をし、息子も生まれた。そして脱サラして自分の会社を設立する。
ところが……。社員の裏切りで会社は大ピンチに!
さらに家庭では、妻が軽度のうつ病と診断され、息子は学校に行けなくなってしまった。
「成功法則にも賞味期限があるのか? それとも、僕のやり方が間違っていたのか?」。
苦悩する亮の前に、突然、謎の老人が現れた。老人の正体は? そして、“3つの真実”とは?

特典として『野口嘉則がすすめる「人生の真実を探求するための映画10」』を巻末に掲載!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『鏡の法則』に感動しての、2冊目です。
このジャンルの本は、好きで、少しずつ読んでいますが、『3つの真実』は、それらを網羅した読み応えのある内容でした。 わたしにとって、パーフェクト! これからの人生のバイブルにします。


主人公・谷口亮は、「成功法則」という言葉に出会い、本気で実践し、トップ営業マンになる。ついに家庭も会社も手に入れることができた。一見成功したかのように思えたが・・・・・妻は軽度のうつ病、息子は学校に行けなくなり、更に社員の裏切り・・・・・。
そんな時、謎の老人が現れ、『人生を変える"愛と幸せと豊かさの秘密" 3つの真実』を語り始める。
そして、谷口亮は、本当の成功・幸せについて学んで行く・・・。

この『3つの真実』は最強です。
わくわくしながら、ストーリーを追っていると、突然、ふわっと不思議な気分に。
ときにちょっと意地悪で我儘なあの人のこと、それによってモヤモヤ嫌な気分になる自分のことをもう"許そう"と不意に想いました。
その気持ちは、わたしに驚きと喜びもたらしてくれました。


この『3つの真実』で、学んだこと、
(全て、老人の台詞です。全て素晴らしいのですが、ここでは極々一部を。)

『幸せは求めるものではなく、今ここに見出すものなのじゃ』

『与える気持ちで生きていれば、自分が多くを与えられる。これが豊かになる秘訣じゃ。』

『多くの人間は、自分の感情に気づいてないために、感情に振り回かれておる。逆に、自分の感情に気づくと、その感情に支配されにくくなるのじゃ。』

『・・・相手の感じていることを尊重することができれば、相手をコントロールしたくなる気持ちも手放せる。・・・人は、自分のことを変えられたくない。わかってほしいのじゃ。尊重してほしいのじゃ。』

『ひとは、自分の中のネガティブな感情に付き合っていないと、他人のネガティブな感情を受け止めることができない。たとえば、自分の中の悲しみを抑圧している者は、他人が悲しみを感じることも抑圧したくなるのじゃ。本来、感情によいも悪いもない。悲しみや不安を、悪い感情だと思うから抑圧してしまうのじゃ。自分の中で感じていることをそのまま味わうのじゃ。』


物語も終盤のころ、谷口亮は、
『優先順位を間違えていたのだ。・・・家族三人で、「どんな家庭を築いていきたいか」を話し合うこともできた。それをやらなかったのは、自分にとって最も大切なことがわかっていなかったからだ。・・・』
と考えます。

それは、この著書の中では『中心軸を定める』と表現されています。

物語の序盤のころ、老人の語り、
『君がそこまで混乱している根本的な理由は一つ。自分の中心軸が定まっておらんことじゃ』
『よいかね、真の豊かさを実現するためには、まず自分の中心軸を定めることが不可欠なのじゃ。』

そして、老人は、『中心軸とは』等等と、知りたかったことを次々に惜しみなく語ってくれました。

『その知るべきことを、今から教えよう。それは三つの真実じゃ。その真実は、君が自尊心を満たし、本当の幸せにいたるのを助けてくれる。そして、その三つの真実を自分のものにしたとき、君は愛を動機に生きることができるようになる。そのとき、君は揺るぎない中心軸を確立したことになるのじゃ。
まず、第一の真実は、・・・。』

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目10箇所。「目標を持たずに生きている人たちはどうなんですか? 愚痴や不満ばかり言っている人たちです。彼らは幸せをあきらめているんじゃないですか?」「目標に向かって、さまざまな壁を乗り越えながら生きるくらいなら、愚痴や不満を言いながら生きるほうが、よほど気楽で幸せだ。そう信じているのじゃろうな」。「人に認められることを目指すということは、周りの人間の価値観に振り回されることになる。たとえば、もし君が戦国時代に武士として殿様に仕えていたとする。周りから認められるために、君はどうすればいい?」……「では君が平安時代の帰属だったらどうする?」。「『人から認められたい』という衝動も、怖れからきていたのじゃ。その怖れとは、人から見限られることへの怖れ、相手にされなくなることの怖れ、つまり、つながりを失ってしまうことへの怖れじゃ」。「怖れに支配されないためには、まず自分の中の怖れを認めることが必要じゃ」。「人間は怖れによって行動するとき、本当の幸せから遠ざかっていく。本当の幸せは、愛に生きるとき、もたらされる。われわれは、愛に生きるとき、幸せに人とつながることができるのじゃ」。「人を見るときの極意を教えよう。第一の真実にもとづいて人を見る、ということじゃ。つまり、肉体を超えた素晴らしい存在として、宇宙に愛されている存在として、その人を見るということじゃ」。「自分のことも裁かんようにな。君が悪いのではない。君が引き寄せただけじゃ。『自分が悪かったのだ』などと、自分を責めんことじゃ」。「真に賢い人間は、『自分にとってなにが一番大切なのか』を知り、『その一番大切なものを大切にするためにはどうすればよいのか』を考える。一番大切なものを一番大切にするためには、目標や計画を修正しなければならんこともある。それも勇気が必要じゃがな」。「本来、感情によいも悪いもない。悲しみや不安を、悪い感情だと思うから抑圧してしまうのじゃ。自分の中で感じていることをそのまま味わうのじゃ」。「『何々さえ幸せであればいい』と愛の対象を限定してしまうと、それはエゴになるのじゃ。それは本当の愛の姿ではない。宇宙はすべての人間、すべての生物、すべての存在に合いを注いでいる。これが愛の姿じゃ」。

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2013年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

会話形式で、人生を生きていく上で必要なことを教えてくれる冊子。

自分は目に見えない大きな力から愛されている。
鏡の法則。
感情を味わう。

この三つを知ることによって、素敵な人生を送れるというものだ。

まさにその直後に、後輩が会社を抜けるという話を聞いたから、すごくタイムリーだった。

自分の人生の軸がなんなのか。
それを得ることによって、様々なことの判断軸ができるという話も良かった。

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2019年01月13日

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