あらすじ
「このグラフどう見ればいいの?」「このグラフ何かが間違ってる気がする…」いままで雰囲気でグラフを作成してきたあなたは,こんな場面に出会ったことはないでしょうか。それもそのはず,エクセルやパワーポイントでなんとなく操作すれば簡単にグラフは作成できてしまいます。本書では,棒グラフ,折れ線グラフ,円グラフ,レーダーチャート,ヒートマップ,散布図などの主要なグラフの見せ方を歴史から丁寧に解説します。グラフの発明者たちは,どんなことを考えてデータをグラフにしたのでしょうか? 学校では教えてくれなかった正しいグラフの選択,わかりやすいグラフ表現の基礎を学び直しましょう。
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Posted by ブクログ
【MOST】
円グラフは極力使わない。代替として,積み上げ棒グラフか面グラフ
総量が違うので、円グラフ同士を比較しにくい。時系列にできない
【info】
GHQマッカーサーと吉田茂の話。食料がほしい。➔統計的にどれくらい必要か出せ。➔余ったのでマッカーサー激怒。➔吉田、統計が出来ていたら、あんな無謀な戦争はしていない。「恐らく寓話か、吉田がたくさんの食料をもらうために画策したか」
グラフは1786年スコットランド人ウィリアムプレイフェアが始祖。
若者の〇〇離れは怪しい。
円グラフの始祖はナイチンゲール。ナイチンゲールは看護師である前に統計家。
レーダーチャートは使える。
Posted by ブクログ
・グラフの特徴は理解できたが余談が多い(それはそれで面白かったが)
・巻末付録の実際の社会情勢を改めてグラフ化して正誤を確かめるプロセスが1番為になった(データ分析の仕方を身近なネタを基に考えられる)
Posted by ブクログ
本書は、棒グラフ、円グラフなと、数種類あるグラフを作る上で、表現・主張内容に応じて採用すべきグラフの種類を示すとともに、個々のグラフがどのような歴史背景で誕生したか、をまとめたもの。
Posted by ブクログ
用いるデータと伝えたい内容(メッセージ)によって使うべきグラフは異なってくる。人口推移であれば線グラフ、年代別構成比であれば円グラフといった具合。
積み上げグラフ、面グラフの使い方について新たな発見があったので、早速使ってみるつもり。
Posted by ブクログ
グラフの作り方により表現が変わってしまう。本当の真実はいくらあがいても人の目に判断できる状態にはならないだろう。
棒グラフ
折れ線グラフ
円グラフ
レーダーチャート
ヒートマップ
散布図
積み上げグラフ
Posted by ブクログ
代表的なグラフの紹介とその使いどころについて分かりやすく解説されています。ただ、普段仕事でグラフを使いこなしている方にとってはやや初歩的な内容で物足りないかも知れません。
むしろ、棒グラフや折れ線グラフ、円グラフといった、現代では良く知られているグラフを考案した人やその時代背景等について紹介されている部分が、他の書籍とは異なるユニークな点だと思います。
グラフの読み方だけではなく、その特有の「落とし穴」に注意することで、新聞やテレビといったメディアが発する言葉に惑わされることなく、正しく事象を捉えることができるようになります。
Posted by ブクログ
言葉を使わなくても相手に伝えやすい、図だから覚えやすい、逆に誰でもなんとなくそれっぽいグラフが作れる。
データとは、情報の表現であり、伝達、解釈または処理に適するよう形式化され情報として解釈できるもの。
ある時点の横断面データと、時系列データ。
何を言いたいのか、どのように表現すれば端的に伝わるか。
・データ項目の比較
・時間の経過による推移
・データの偏り
・データ項目同士の関係
棒グラフはどのデータ項目が大きいのかがわかる。データの大きい順や小さい順で並べるとわかりやすい。あるいは項目の並びに意味を持たせる。
折れ線グラフは時系列データに向いている。
円グラフは全体の内訳がわかる。
レーダーチャートは特定のデータ項目に偏ってないかがわかる。
ヒートマップはデータの偏りがわかる。
散布図は2つのデータに関係があるかないかがわかる。
積み上げグラフはどちらのデータ項目の内訳が大きいのかがわかる。
面グラフは内訳がどのように推移するのかがわかる。