【感想・ネタバレ】竜宮輝夜記 天よ望めよ、恋の久遠のレビュー

糸森環 / 青月まどか

竜を統べる姫・斎花である紗良が、星宮より流罪を宣告される。それは竜が守護する世界の在り方を変える事件の始まりだった。人の思惑が竜たちの心を傷つけて行く中、紗良は最後に誰の手を取るのか――和風恋絵巻！

[るる · ★★★★★]

もっと読みたいなぁ

3冊一気に読みしました。
拗らせすぎた竜達の主人公への勘違いと溺愛ぶりが、優しくておかしいです。笑いと甘さのバランスがクセになって、もっと竜と戯れる様子を見ていたくなります。
とても綺麗に終わっていたので、続きは望み薄でしょうか。もっと読みたいです。

[きらきよ · ★★★★★]

御伽噺の世界

綺麗なものも恐ろしいものもすべて込められた玉手箱のような物語。すっぱりとめでたしめでたしで終わらない、苦境に自ら陥る愚かさとそこから立ち上がり希望を失わない御伽噺のなかに入り込んだような物語でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

竜たちの口に出す言葉と心の声のギャップが面白い。溺愛系が好きなので、読んでてニマニマが止まりませんでした。最後は少し残念だったけど、いつかみんなで再会できていて、その時のお話も読んでみたいなぁと思いました。