あらすじ
元国税調査官が教える老後の経済生活のコツ!長寿を悪夢にしないための生活防衛法!
生活保護というと、昨今では不正受給の問題ばかりが取り上げられます。しかし、これは非常に偏向的なものだと言わざるを得ません。不正受給は不正受給で由々しき問題なので、きちんと対処はするべきです。しかし、不正受給にかこつけて、生活保護全体をバッシングする傾向は絶対に間違っているのです。本来貰うべき人たちへの生活保護受給を後押しするとともに、今はそういう必要がない人たちにも、もしものときにはこうすればいいという情報を提供いたします。そして知られざる生活保護の予算の仕組みも大暴露。どのように予算を組んでいるのかを大村節炸裂で丸裸にします。
老後破産を防ぐ基本的な二大対策
◆早めに決断すること
◆助けを求めること
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
元国税局調査官の著書だけあって税金の記述が詳しい
・月12万円を収入が下回ったら下回った分だけ生活保護費が貰える。夫婦2人18万円
・生活保護受給者になると
社会保険料が全額免除(掛け金不要)
医療費不要、住民税不要、固定資産税不要、NHK受信料
お金は半月分の生活費しか持ってはいけない。車も持てない(条件有り)、生命保険も解約必要 家は持てる
申請するのは、家賃を払えなくなった時がベスト(住民票)
・定年1年目に海外に住めば住民税を払わなくていい
・大学で格安の生涯学習セミナー開催 一流の講師
・主要国の個人所得税負担 日本は極端に少ない
7.2%という数字はまやかし。アメリカ裕福層は日本の7倍取られている。(経済規模2倍)
・裕福層で最も多いのは32%の開業医 流行っていないのに収入は多い 自民党に巨額献金をして優遇税制を勝ち取っているから。つまらない高血圧の治療などで税制上の優遇処理有り 診療報酬の72%を経費として認められる。
・億万長者も月収62万円の人と同じ社会保険料で済んでいる。改正したら、年金の財源問題はほとんど収束
・2,000万人の非正規雇用の人たちが生活保護受給者に移行してしまうととんでもない事態になる。
Posted by ブクログ
要約すると
○「ほんとに生活がヤバい人は生活保護を受けろ」
○「老後破産を防ぐには、自力で年金を増やせ」→年金はなるべく遅くもらう、確定拠出年金、個人年金、生命保険、民間介護保険。
○「老後破産が増えたのは政治のせいだ」
抜粋
○「老後の経済生活を貯金中心で設計するというのは、絶対にナンセンス。なぜかというと、まず第一に老後生活が何年続くかわからないからだ。」
○「なるべく家は持っていたほうがいい
実際、老後破産したケースを見ても、ほとんどは家を持っていない人。」