【感想・ネタバレ】文豪の女遍歴のレビュー

あらすじ

下司だ、覗き見趣味だと言われようと、文学者の異性関係を知るのは楽しい。彼らが当時の姦通罪に怯え、世間の猛バッシングに耐えながらも不義を重ねたり、人間の痴愚や欲望丸出しで恋愛し、破滅と蘇生を繰り返し、それを作品にまで昇華させるタフさに畏怖すら覚える。小説はモデルなど詮索せず、文章だけを虚心坦懐に読めと言う人もいるけれど、そんなつまらない味わい方はしたくない――。森鴎外から太宰治、芥川龍之介、谷崎潤一郎ほかスター作家62名の赤裸々な性愛の記録。日本文学の真髄と、生の根源がここに。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 高名な小説家のスキャンダルが下世話でよかったのだが、作品についてとてもあっさりと評価を下しているところもよかった。有名なだけで実際読んでも全く面白くない上に、読んでないことでなんだか後ろめたいような気持ちを抱き続けてしまうことがあり、このように言ってもらえると助かる。

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2018年03月29日

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