あらすじ
骨まで愛して――。呪われし骸骨魔導師と若き王女との究極の純愛ロマンス。
二歳の時、その人と出会った。
八歳の時、その人は死神となった。
でもずっと、愛している。
骨になっても、愛している――。
モリッツランドの第二王女マルリ。八年間の魔法学校での修学の後、王都へ帰還した彼女の目的は、『死神』と呼ばれ怖れられる骸骨魔導師、元婚約者ヒューゴの呪いを解くこと。白骨後、婚約破棄となってからは一度も会わず距離を置いていたヒューゴは、マルリと十年越しの再会を果たすも、「貴方の呪いを解いて結婚したい」と迫る王女に戸惑う。
その日から、一心不乱に研究を続け解呪を試みるマルリに、ついに父王が、二週間以内に解けなければヒューゴの親友・カイルと婚約させると告げる……。一度はマルリを抱くも、骨のままではマルリを愛せない、悦びを与えられないと悩むヒューゴに、マルリは狂気の愛を囁く「ヒューゴなら骨でもいいの」と。「誰にも渡さない。この骨の、末節骨のひとつ、耳小骨のひとつだって、絶対に誰にも渡さない、すべて私のものなんだから」と。
互いの執着と狂気に満ちた愛が究極の純愛となる――骸骨×少女のエロロマンス。
大幅加筆&大ボリューム書き下ろし&イラスト増量でお届け!
感情タグBEST3
変わり者の主人公
私が買ったこの作者さんの2作目の作品です。この作品もベッドシーンが割とあっさりしていると印象を受けました。
設定の発想にオリジナリティがあって面白いし、ヒロインが変わり者具合というか執着の具合が面白かったです。この作者さんの他の作品も、ヒロインが変わり者でした。
1冊目の作品でも思いましたが、一場面に割かれる紙面が割と少なく、展開が早く感じられると思います。これも、この作者さんの味でしょうか。色々な点で、私が慣れ親しんだ作品とは毛色が違ったのですが、結構夢中になって読みました。
定番のTL作品とちょっと違うのを読んでみたい人にお薦めしたいと思います。
楽しみました
呪いによって骸骨のままの姿でいる元婚約者のヒーローと彼を思い続けてなんとか元に戻そうと頑張るヒロインのお話でした。
どんな設定???…惹かれましたねー
ヒロインがとにかく一途で、頑張り屋さん。天真爛漫なんだけど、一生懸命に動く姿がなんとも応援したくなりました。
設定は面白いけど、実に素敵なラブストーリーでした。
Posted by ブクログ
ヤバいです。
ヤバい世界ですが、わたしは超オススメするwww
骨とエッチ、なかなかないシチュエーション。
呪いを諦めない前向きさと悲喜こもごもwww
どんな時も割と明るく締めてくれるところが好き。
ちょっと特殊な世界ですが、おもしろいです!ww