あらすじ
共同体(コミュニティ)が生き残るための最重要課題をすべての日本人は無意識に行っている。その日本の道徳に世界は感心してい。日本人ほど「道徳」とも思わず道徳を、「信仰」とも思わず信仰をしている国民は世界でも珍しい。世界が驚嘆する日本の道徳が、いつ頃、どのようにして生まれたのか、どのような意味を持つのかを、歴史を遡り、宗教観や西洋思想と比較しながら考察する。
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Posted by ブクログ
ダーウィンの「生き残るものは強いものでも賢いものでもなく変化できるもの」これはIBMガースナーのスピーチが発端らしく、種の起源では「たまたま環境に適応していた者だけが生き残る」との事。その後の「人間の進化と性淘汰」にて「最も思いやりの強いメンバーを最も多く含んでいる、その様な集団は最も繁栄し最も多くの子孫を育成する」と。 これは古代より自然道という道徳観を現代にまで継承してきた日本人の道徳観だと作者は言う 実際、聖徳太子の十七条憲法は千年以上を経た我々でも全く違和感なく受け入れられる事には驚くばかりである