あらすじ
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小さな滝がある田んぼで、とのさまがえるのぴゅんすけがすいすいと泳いでいました。すると、草の上からあまがえるのぴったが、いじわるそうにいいました。「どんなにすいすい泳いだって、ここまでのぼってこれないだろう」それを聞いたぴゅんすけは、草をのぼりはじめましたが、手がすべってあっという間に落ちてしまいました。つぎに、ぴゅんすけは、得意のジャンプを見せつけました。それに対抗して、ぴったは石にはりついて、石と同じ色に変身したのです。それから二匹は、どちらのからだのもようがすてきかを見せ合ったり、からだの大きさをくらべてみたり、虫のつかまえっこや、力くらべもしました。最後に鳴き声をくらべてみましたが、それでも勝負がつかないので二匹はけんかをして別れてしまいました。ところが……。競い合いながらも、おたがいの存在が気になるぴゅんすけとぴった。かえるの特長や生態だけでなく、心温まる友情も描いた絵本。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2024/07/28
勝負したけど、勝負が決まらなくて、「ぅぅん」ってなったけど、危険な目に遭って、助けに行って会えたのが嬉しかった。
どっちかが勝つのかなぁと思ってたけど、引き分けになって、「あっそうなんだろうなぁ」と思った。
Posted by ブクログ
トノサマガエルとアマガエルの描き分けがお見事!絵の質感、画面の構成など、斬新・大胆で楽しめた。どちらかというと、アマガエルの方がカワイイイメージだったが、この絵本では逆なキャラ設定なのも新鮮だった。張り合うことから始まる男の友情。風景描写も、カエルの表情にも注目して読みたい。