あらすじ
寒い冬の夜。商店街の一角に気になる店が。覗いてみると、温かな雰囲気に心が躍る。ああ、入ってみたい、そんなとき。もし、店の隅にピンクのぶたのぬいぐるみが転がっていたら、それは「味に間違いない店」の目印かも。見た目はぬいぐるみ、中身は心優しい中年男性。山崎ぶたぶたが、いろんなタイプの飲み屋さんで、美味しい料理とともにあなたを待っています。
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Posted by ブクログ
目次
・居酒屋やまざき
・忘れたい夜
・悩み事の聞き方
・珊瑚色の思い出
・僕の友だち
ぶたぶたさんが、居酒屋、バー、おでん屋、ワインバー、本のバーなど、お酒に関係するいろんなお店で働いている。
どの店でもぶたぶたさんの作る料理や選んだお酒が美味しそうだけど、居酒屋とおでん屋は本当に行ってみたいなあ。
それとは別に、ミステリ好きの人たちが曜日ごとにテーマを決め、曜日ごとにマスターをやるという、本のバーは面白そう。
ミステリについて熱く語らっているお客さんたちの話を聞いているだけでも、楽しそうである。
話を聞くということでは、おでん屋さんのぶたぶたさん、お客さんの悩みは聞くけれど、解決はしないというスタンスはわかる。
結局納得のいく解決策は自分の中からしか出てこないものだから。