【感想・ネタバレ】誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ 対人関係療法のプロが教えるのレビュー

あらすじ

「気づかい」をしていて「心が疲れる」ことはありませんか?

「気をつかうと疲れる」のは、相手の顔色をうかがったり、相手に合わせて自分のやり方を変えたりすることで、知らず知らずのうちにストレスを感じてしまうのが原因です。

本来、人は人に親切にすると気持ちがよいもの。そのため「気づかい」は、自分がやらなきゃ、とか、気が利かないと思われたくない、と考えながらするものではなく、自然と流れ出すものなのです。

そこで本書では、相手に喜んでもらうことができ、自分自身も癒され元気になるような「気づかいのコツ」を紹介します。

著者の水島氏は、対人関係療法の日本における第一人者。
初対面の人といるとき、落ち込んだ相手といるとき、自分のコンディションが悪いとき、お金の話をしなければならないときなど、さまざまなシーンでの気づかいの悩みとその解消法を精神科医の視点からていねいに解説します。

自分の心を疲れさせない、相手も自分も心地よくなれる「本当の気づかい」の秘訣を知れば、毎日、人と会うのが楽しくなります!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ブッタは「心身両面の健康の秘訣は過去を嘆いたり、将来を思い悩むことでなく、心配事を予想することでもなく、いま、この瞬間を賢く、まじめに生きることである」と言ったそうです。
じぶんをしっかりと持って他人の基準に翻弄されなければ、人と付き合っても疲れることはない。わかっちゃいるけどそれが難しい。そういう人を見かけるとすごく憧れてしまう。
人の話を聞くときにあれこれ批判したり考えたりせず集中して聴くこと。そうすれば、話している人は思いのほか安心・満足してくれる。
本のまとめ
・疲れる気遣いは不安が原動力、だから『これで十分』がない
・打算的な気遣いはじぶんを粗末にする
・自分の領域は自分にしか、相手の領域は相手にしか分からない
・ありのままを受けいれることが気遣いになる
・良い気遣いは安心を与えること
・言いにくいことを言う(注意する)ことは不安を与えること、だからストレスを下げる努力をする。ex)人格を否定するのではなく行動を注意する
・聞きたくないことを聞かされた時の受容のプロセスを尊重する
・「言いにくいのですが」「お金のことは言いにくい」は相手を傷つける
・気が済むまで話してごらんと言った時案外話はすんなり終わる
・察することができないなら相手に聞くのが一番
・話を聞いている最中にこのあと何と言おうなどと『未来の結果』に気を取られる(不安になる)と疲れる

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2012年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・気づかいは自分のためでなく、相手のため
自分がどう思われるかを考えると疲れてしまう
・相手の意持ちを考えつつ、でも相手の領域には入らない

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2013年02月23日

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