【感想・ネタバレ】もしもし、てるみです。 1のレビュー

あらすじ

『花のズボラ飯』水沢悦子の
「もう傷つきたくない」という心の叫びを感じる、
渾身のエロギャグ・ショート!(フィクション)

ライ●流出、巨大掲示板書き込み、SNSでのマウンティング精神、過去の恥ずかしい発言が永遠に残る…

こんなにも“悪”にまみれた現代社会において、

アンチネットのポリシーを貫く携帯電話会社「もしもし堂」。

その支店に勤めるてるみさんに一方的な恋心を抱く
中学生・鈴太郎(りんたろう)の日常コメディー。

「てるみさんはねぇっ!!
ネットから遠ざかって生きてて…
もちろんSNSなんかもやんない…
女神的存在なんだよ!!
こんなにも見境無く異性と繋がりまくってヤりまくれる世界でだよ?
この現代で恋愛というものを
めちゃめちゃ原始的葛神聖な駆け引きにまで高めてるんだよてるみさんは!!(以下略)」

SNS疲れた水沢悦子が、同じ気持ちだろうあなたに捧ぐ、
新しい「つながり」を求めるテレフォン・ラブ・ショート。
オールカラーで収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ミライフォン」(≒スマートフォン)に対抗して登場した、ネットに繋がらない携帯電話「もしメカ」の販売員とユーザーが主人公のギャグ漫画。
便利なものを手放すと、不便だったり手間がかかったりする。けれど同時に、手放さなくては得られなかった交流や体験というものもある――環境問題への取り組みなどで言われることかと思うけれど、本作でもそのようなことが各エピソードの底に流れているように思う。(同作者の『ヤコとポコ』のテーマのひとつにも同様のものがあるけど、本作の方は近未来でなく同時代を舞台にしている分、物語はコンパクトにまとまるかもしれない)
水沢悦子名義だけど、下ネタの多さとギャグの切れはうさくん名義のテンションに近い気がする。

0
2017年10月22日

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