【感想・ネタバレ】思い出は満たされないままのレビュー

あらすじ

東京・多摩地区在住のフリーター・甲田には認知症の母がいる。母の介護を口実に仕事を辞めたのに団地の自治会役員を押し付けられてしまう。住民の自分勝手なクレームに翻弄される毎日。遂に近くに住み着いたホームレスの男性を追い出せと言われ……(「団地の孤児」)。マンモス団地に住み暮らす人々の日常と街の様相を描いた7つの連作短編集。この一冊には理屈を超えて、感情を揺さぶるパワーがある。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

団地に住む、あの人、この人、老人だったり、少年だったり。それぞれの生活と小さな波乱、いろいろな縁がつなぎあって、関係的にも、時間軸の上でも、一つの宇宙を紡ぐ。

0
2018年10月14日

Posted by ブクログ

不思議な現象が起こる団地を中心に、
特定の数人にフォーカスした連絡短編

日常に潜む幻想と感動作が多い分ちょっとパンチがない。

団地の孤児と一人ぼっちの王国が好き

0
2023年05月14日

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