【感想・ネタバレ】フィールドの生物学10 凹凸形の殻に隠された謎 腕足動物の化石探訪のレビュー

あらすじ

好評を得ている若手研究者によるシリーズ第10巻目、カンブリア紀に出現し、古生代に繁栄した生きている化石といわれている腕足類を取り上げたわが国初の本。将来、ナチュラルサイエンスを目指す初学者にとって刺激的な一冊。

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Posted by ブクログ

子供の頃から化石探しが好きだった自分にとって腕足動物は馴染みの生物であり、非常に興味深い内容だった。狙いはアンモナイトだったため、腕足動物はサイズと形状が良い場合のみ回収していたが、てっきり貝類だと思っていた。ワーゲノコンカなどのプロダクタス類、スピリファー類は本書でも中心的な役割を果たしているが、西ヨーロッパ沿岸部ではゴロゴロ見つかる。そもそも中生代の地層かと思っていたが、本書の情報をもとにデボン紀あたりの古生代だったと改めさせられた

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2020年03月23日

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