あらすじ
かつて世界は二つに分断されていた。核戦争の危機も迫っていた。そのとき音楽家たちは──。
「クラシック後進国」のアメリカから世界を魅了したバーンスタイン、ソ連にあって当局にも屈しないムラヴィンスキー、そして「壁」のあるベルリンに君臨した帝王カラヤン……。冷戦とともに歩み、冷戦の終結とともにこの世を去った音楽家たちの姿から、戦後クラシック界の興亡を描き出す。
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Posted by ブクログ
「戦争交響楽」と同様に購入してから3日ほどで読み切ってしまいました。
冷戦中の音楽家たちの状況、コンクールの価値など改めて勉強することができました。
歴史と音楽は常に交錯しながら進んでいくものだと再認識しました。
音楽を聴きながら、欧州の冷戦構造についても再勉強しなければと感じました。