あらすじ
東京が危ない!23区に迫りくる暴落ライン!
あなたの家が「半額以下」になる……!!
値下がりしないエリアはどこか?
東京五輪を目前に、東京の不動産市場は局地的にバブル化している。
しかし、2020年オリンピック終了後の東京には華やかな未来を予想できるイベントはない。むしろ、東京の衰退を予測する統計がある。
2025年、団塊世代がすべて後期高齢者になり、東京都の人口は減少し始める。にもかかわらず、東京には毎年多くの新築住宅が供給されている。
人口減少、超高齢化、あり余る住宅……。地方はすでに、「タダ」でも貰い手がない不動産や土地、廃墟化した空き家などが溢れかえっている。2025年、いま地方で起きている不動産暴落の現実が、東京23区にも襲いかかる。
暴落はいつどこで起こるのか?暴落しないのはどこのエリアか?少しでも暴落を回避するにはどうしたらよいのか?
不動産バブルのしくみから、2025年大暴落までのシナリオを気鋭の住宅ジャーナリストが大胆予想する。
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Posted by ブクログ
賃貸に15万円ほど毎月支払っている現状を考えると
家を買っても良いのではないかなどと嫁と話し合ったり
物件を何となく見たりしている時に出会った衝撃的な一冊。
「2025年東京不動産大暴落」このタイトルを見た時にこれだ!と思いました。
オリンピックがあるから東京の物件が値上がりしているという
噂というか尤もらしい話は確かに小耳に挟んだことはありましたが
オリンピック以外にも色々な要素が絡み合って今東京の一部で
局地的なバブル状態にあることが理解できました。
日銀の金利政策や外国からの投資マネーなどなど完全な事実ではないかもしれませんが
大まかなバブルへの流れと暴落に向かう道筋はよく分かりました。
この本のお陰でしばらくは賃貸で行こうという決心がつきました。
買いたい場所の物件価格が暴落というか適正になったところで購入するべきだと
改めて感じさせてくれました。
他にも日本の不動産市場の改善点(中古市場がもっと活性化するべき、不動産屋が
貸し手と借り手の両方から利益を得る通称「両手」取引をやめるべき、
レインズという不動産仲介業者向けの物件情報を公開する、民泊の合法化など)
が沢山提起されていますがこれらが少しでも実現してくれれば一般消費者としては
本当にありがたいなと思いました。
Posted by ブクログ
とても分かりやすい。
景気が良くなった実感が無いのと同じように、不動産バブルだと言われてもピンとこない理由が分かった。
所詮ごくごく一部の狭い範囲での話。
レインズの開放は実現されるのかな・・・
確かにこれだけ物があふれていたらインフレなんかならないんだよな単純に考えても・・・