【感想・ネタバレ】戦争といのちと聖路加国際病院ものがたりのレビュー

あらすじ

104歳の医師が病院で見つめた太平洋戦争。

「戦争やいじめは、人間が人間を愛したり尊敬したりするあたりまえの心を狂わせてしまうもの」―日野原重明先生104歳の記念本は、「病院で見つめた太平洋戦争」を通して子どもたちに「憎しみを乗り越えてゆるし合う心」を伝える希望のメッセージにあふれています。
著者は太平洋戦争が開戦した1941年、聖路加国際病院に内科医として勤務。東京大空襲で収容した1000人の負傷者であふれかえるなか救えなかったたくさんのいのち、病院ロビーに集まり聞いた玉音放送、終戦直後GHQに病院建物をすべて接収されてから返還までの約11年……戦中戦後の稀有な体験をあますことなく語る渾身の一冊です。
アメリカ軍機が投下した「聖路加は爆撃しない」伝単ビラなど貴重写真も多数掲載しています(2015年9月発表作品)。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人類の福祉と神の栄光のためにこれが聖路加の基本にある考えでした 私たちは耐えました。空には星がある。くもりでも、雨が降っていても、たとえアメリカの爆撃機が飛んでいても、雲の上には希望の星が輝いている。辛くて困難な時ほど、みんなで希望を信じました。信じなければ心が折れてしまいそうでした 「医学はサイエンスに基づいたアートである」オスラー博士の教えの中で、私が1番影響を受けたものです。

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2017年01月15日

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