【感想・ネタバレ】ミッドナイト・サンのレビュー

あらすじ

市民楽団のヴァイオリニスト・宇田川匠は同じパートの涌井朱音と懇意になり、ある夜に19世紀メキシコで起きた「死者の日」の出来事を語り出した。それは人の血を吸い、能力を奪い、永遠に生きる<夜の種族(ナイト・ブリード)>が人間の女に恋をする物語だった。東京とメキシコ――千年の時を超えて交錯する二つの物語の結末は幸せか、破滅か……。魂を揺さぶる幻想ミステリー。

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Posted by ブクログ

沢村鐵『ミッドナイト・サン』双葉文庫。

文庫書き下ろし。最初はファンタジーかと思ったのだが、小気味良いリズム感を感じる伝奇中編小説だった。

市民楽団のヴァイオリニスト・宇田川匠は同じ楽団の涌井朱音と懇意になるが、二人の間には19世紀のメキシコから繋がる忌まわしき因縁が…

まさか、そういう物語だとは予想だにしなかった。

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2017年08月25日

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