あらすじ
ふだんコツコツ気遣いしている人が、ココ一番でもできます。
生まれつき気遣いのできる人とできない人とがいるのではありません。
気遣いは、勉強×体験です。
勉強をしたら、実際に自分で試してみることです。
体験とは、成功ではなくて失敗です。
失敗した時に「コツはなんだろう」と、もう1回考えます。
勉強と体験を日常の中で何回転もさせた人が、ココ一番でも気遣いができるようになります。
気遣いができるようになると、いろいろなことに気づけます。
気遣いは、結局、気づくことがベースです。
気づかなければ、何も起こらないのです。
何も起こらなければ、ミスもしません。
気遣いは、目に見えない世界です。
気遣いが見え始めると、「あそこにも気遣いのチャンスがある」「ここにも気遣いのチャンスがある」と、気づきます。
さらに、「こんなところで私は気遣いをしてもらっている」と、感謝の気持ちが芽生えて、自分の中で幸福感が湧いてきます。
幸福感を味わうことによって、また人にも幸福を与えたくなるという正のスパイラルに入ることができるのです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
気遣いとは何か分かりやすく教えてくれます。
自分の気遣いが間違ってるわけではないけど逆に相手の負担になってしまうことなど色んな気付きがありました。
Posted by ブクログ
気遣いは勉強×体験。
実践しながら学んでいくものだと分かった。
だけど『よかれと思ってすることが、一番迷惑になる。』という一文に気遣いの難しさが集約されている。
自分がしたいことではなく、相手がしてほしいだろうことをする。
これは想像力が要るなあ。
Posted by ブクログ
本書で一番大事と思った部分を引用すると、
「自分がしたいことをするのは気遣いではありません。気遣いは、相手がしてほしいだろうなということをすることです。」
これに尽きる。
一番難しいけど。
書いてあることはごく当たり前だが、意識するつもりがない・意識してもできない・意識したらできる・無意識でできる、には雲泥の差がある。
それでも、できない・やらないよりかは、やろうとしている方が遥かにマシ。
いまから心がけていけば10年後には無意識でできるようになっているかねぇ。
最後に。
電子書籍で読んだが、終わりの27ページが自分の著作紹介なのには苦笑してしまった。尺取りすぎ。