あらすじ
日本のイメージの源流はこの時代に!?
庶民目線でめぐる日本史の旅
おかしな猫に連れられて、気がつけばそこは室町時代。
戦国の世といったイメージが強いこの時代ですが、年中行事、御伽話、和室、和食、能、お茶……。
当時の生活様式や文化が、いまの日本と密接に結びついているのです!
室町庶民の暮らしをのぞいてみませんか!?
<目次>
●ねこでもわかる室町時代
[コラム] 室町という時代と「名前」
●お茶は女のもの? 男のもの?
[コラム] 茶道は男のたしなみだった?
●ムラ社会が国民性?
[コラム] 日本を形作った「ムラ社会」
●アコガレの官位?
[コラム] みんなが欲しがった朝廷の官位
●平和な相続とは?
[コラム] 武士の相続、庶民と女性の相続
●乱世の下剋上とは?
[コラム] 戦場に駆り出された人々
●物語好きが民度?
[コラム] 意外に多い? 中世人の学びの場
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
室町時代単体を
扱っている
それもマンガ というのが
とても珍しいですよね。
教科書や授業だけでは
なにやら わからぬままに
丸覚えした部分ですが
歴史はつながりが見えてこそ
面白いものだなぁ
Posted by ブクログ
学校で使用される教科書の内容とは違い、室町時代に生きた人々の生活や価値観などをさらっと分かりやすく教えてくれる漫画である。この漫画に出てくる猫のような先生に歴史を教われば、歴史の勉強が面白く興味深いものだと思うだろう。
室町時代というと、戦国時代ばかり人気になって印象が薄くなりがちだが、現代まで続く日本文化を知る上で非常に重要な時代である。本書は漫画で分かりやすく教えてくれるので、室町時代へ興味を持つ良いきっかけになるのではないだろうか。
NHKの「タイムスクープハンター」という番組と趣旨が似ているので、本書が面白く感じられた人にはタイムスクープハンターも見る事をすすめる。タイムスクープハンターをすでに見ている人には、本書はやや物足りなさを感じるかと思うので、巻末の参考文献から興味が湧いた部分に関する文献を読むといいだろう。