【感想・ネタバレ】タフガイのレビュー

あらすじ

女優毒殺事件の苦い解決から二年後の一九七四年。探偵・浜崎順一郎は少年院時代の友・石雄と再会する。石雄は婚外子として名家に引き取られ、資産家となっていた。だが、旧交を温める間もなく石雄の義姉が何者かに殺され……男の友情を哀切に描く『喝采』続篇

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Posted by ブクログ

浜崎順一郎シリーズ第2弾。
前作に続き1970年代が舞台。私立探偵の浜崎は事務所近くで保護した少年少女を親元に送り届ける。すると、少年はかつて少年院時代を共に過ごした安藤石雄の息子だった。これから旧友を暖めていこうとした矢先、石雄の父から義妹の行方を捜すよう依頼されるが、彼女は殺されてしまう。調査を続けると石雄と家族を追い詰めることに。。。
富豪で・・・という設定がいま一つぴんとこなかったのと、総会屋の話が消化不良気味。個人的には時計がもう少し進んで、70年代後半になってくれれば、覚えていることはいっぱいあるのだが。。。

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2018年05月21日

Posted by ブクログ

藤田宜永『タフガイ』。シリーズ二作。昭和の時代が舞台の、探偵を主人公にしたハードボイルド。 懐かしい旧友との再会をきっかけに事件に巻き込まれ、結果的にその友人追い込んでしまう。最後は残念な結末でちょっと心残り。それに当時の世相や流行も懐かしさより古さを感じてしまう。(おじさんなのに)

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2017年10月15日

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