【感想・ネタバレ】思い出の品、売ります買います 九十九古物商店のレビュー

あらすじ

下駄を鳴らして歩きたくなる温泉の町、箱根強羅。のどやかな軒並みの中に、その店はある。店主は浮世離れした美しい女性。古物商なのだが、扱う品は変わっている。それぞれが次の持ち主を選ぶというのだ。心ある器物、いわゆる付喪神なのだった。最近出入りする青年には全てが驚くことばかり。だが彼は知ることになる。大切にされた道具には特別な思い出がこもっていることを。身近なものが愛おしくなる、優しさに満ちた物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やけに高額買い取りしてくれる古物商。売る人ばかりだったけど商売できていたのだろうか。人間の縁を振り切って物の縁を選んだ結末だが、もともと彼は人との縁が薄かったようだし、これでよいのかも。

0
2018年11月19日

Posted by ブクログ

長年使っている物に神様が宿る
付喪神の物語
和製ファンタジーって感じで
私的には楽しめました。

足や手が生えて勝手に動き回るのは
ちょっと困りますがね。
今はディズニーのあの映画や
夜の博物館のあの映画を思い出すような
そんな世界観の物語でした。

物を大切にしよう
感謝しようと
そんな風に思った本でした。

0
2018年01月27日

Posted by ブクログ

大切にしていたものには心が宿ります。付喪神専門の不思議な古物店の物語。

下駄を鳴らして歩きたくなる温泉の町、箱根強羅。のどやかな軒並みの中に、その店はある。店主は浮世離れした美しい女性。古物商なのだが、扱う品は変わっている。それぞれが次の持ち主を選ぶというのだ。心ある器物、いわゆる付喪神なのだった。最近出入りする青年には全てが驚くことばかり。だが彼は知ることになる。大切にされた道具には特別な思い出がこもっていることを。身近なものが愛おしくなる、優しさに満ちた物語。

0
2017年12月11日

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