あらすじ
W理系メガネの 夏の恋は眩しくて
「お前は、おれでいいわけ?」
「いいから言ってんだろ」
「……でもそれ、今までと変わんなくない?」
「うん、だからキスはしてもいーよ」
2年の夏が終わったら、友達から恋人になる約束をした化学部の二人。
今ひとつ"恋人"がピンとこない鮎喰(黒縁フルフレームメガネ)と、言葉では「実験だから」と言いながらもなんとなく嬉しそうな佐古(軽量フレームメガネ)。
初めての経験に不器用ながらも誠実に歩みよる、化学部のメガネたちの恋の実験。
act.1 夏の扉
act.2 ケミストリ
act.3 デート実験
act.4 海辺の生物
act.5 化学反応
act.6 触媒
act.7 結合
後日談 ふたたびの夏
おまけ 4コマ漫画劇場
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「アラウンド」で生徒会長が囲うのがメガネばっかりなので、
そのうちの一人をスピンオフした作品だと勝手に思ってたら全然違った(すごい思い込みだった。笑)
ヒゲをスッと隠す鮎喰がいい。
おまけ4コマも含めて全部好き!(由岐!)
ゆっくり
お互いが少しずつ恋に落ちていく感じがとてもよかった。
好きになっていくと、相手の表情とかどんどん輝いて見えるし、可愛さも綺麗さも自分だけが発見できるよね。って感じが、よく伝わってくる。
Posted by ブクログ
メガネっていってもおしゃれメガネでも鬼畜メガネでもない。化学部の、学校では目立たない系のメガネ君たち。彼女ができなかったら付き合ってみる?からの本当に好きになっちゃうメガネ。ストーリーの流れとしてはBL王道なのに、主人公がイケてないメガネ君なだけでありがち展開がこんなにも愛おしい。あんなにダサメガネだったのに二人の気持ちの高鳴りと共にキラキラメガネに見えてくるから不思議。
カバー下の喧嘩メガネのイラストがいいなぁ。そして帯の登場人物のメガネ解説。どうでもいい(笑)細かい!こういうの好き
Posted by ブクログ
新井煮干し子先生の描く男の子たちって加工されてない生のかんじがして良い。特にオタク描くのうまい。BLにありがちなとりあえずオタク趣味な感じのオタクではなく全身からオタクオーラが漂ってる。
二人の関係の移り変わりとか、夏の暑さとか、肌と肌が触れ合う熱とか全部画面から伝わってきそうな感じだった。やはり新井煮干し子先生は好きだ。
友人にアツくプッシュされたんだけど、個人的には「ふしぎなともだち」が神すぎて、そのレベルは越えてないかなーと思ってしまった。
あ、あと先輩がとてもいい味出してる。
にしてもメガネ×メガネどころか登場人物全員メガネとか草間さかえ先生が歓喜しそう(地下鉄の犬カバー裏参照)
Posted by ブクログ
W理系メガネの 夏の恋は眩しくて
「お前は、おれでいいわけ?」
「いいから言ってんだろ」
「……でもそれ、今までと変わんなくない?」
「うん、だからキスはしてもいーよ」
2年の夏が終わったら、
友達から恋人になる約束をした化学部の二人。
今ひとつ"恋人"がピンとこない鮎喰(黒縁フルフレームメガネ)と、
言葉では「実験だから」と言いながらも
なんとなく嬉しそうな佐古(軽量フレームメガネ)。
初めての経験に不器用ながらも誠実に歩みよる、
化学部のメガネたちの恋の実験。