【感想・ネタバレ】メディアの驕り(新潮新書)のレビュー

あらすじ

プラスとマイナスが逆転した価値観、過剰な「社会の木鐸意識」、あいかわらずの中東音痴……いったいなぜ、日本のメディアは間違うのか。「水玉のタイはクリーンの象徴」「ベニスの商人=悪人」論など、かつてのミスリード報道を実例として挙げながら、その背後にある驕りの構造をひもとく。情緒的平和願望に流され、知性と教養をおろそかにしたままでは、国の未来は危うい。ベテランジャーナリストによる渾身の論考。

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Posted by ブクログ

タイトルとの内容のギャップはあるものの、メディアリテラシーについての良い書籍である!!誰がどの立ち位置で発信している情報なのか?など、背景理解は非常に重要である。

また、ABCやCBCなどのメディアの立ち上がりの背景など、メディアに携わる者としては身につけておくべき教養が記されており、勉強になった

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2018年04月08日

Posted by ブクログ

著者は80を超えており、偏った考えの持ち主かと思ったらそうでもなく、柔軟な考えの人のようだ。新聞、テレビのメディアの有り様に疑問を呈している。もっともな内容。メディアの言ってることを間に受けてはいけないということだ。どこにプロパガンダがふくまれているのかもわからなくなっているので、気をつけたほうがよさそうだ。

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2019年01月20日

Posted by ブクログ

沢山の目を見張る記述があります。が、少し本題からずれていっているようで残念です。ファクトとオピニオンはそんなに截然とわけることができるものでしょうか?私にはファクトが揺らいでいるようにも思えます。ちょうどフィクションとノンフィクションが混ざり合うように。著者が言うメディア・マスコミ(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)をほとんど読まない、見ない、聞かない世代が増えています。まだアメリカ合衆国の人口の3分の2は白人キリスト教徒かもしれませんが、1億を超すヒスパニックや黒人、アジア系、その他の人たちがいます。70年前と状況は変わってきています。50年後にはさらに変わるでしょう。ぜひ著者の考えを聞いてみたい。

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2017年10月28日

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