あらすじ
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アタマの良い子の家には秘密があった!
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東大に合格できる子は、
他の子と何が違うのでしょうか?
それは家庭の中で実践されている、
ちょっとした生活習慣の工夫にありました。
・日常に「勝負」をとりいれる
・読む本を自分で選ばせる
・休みの予定は子どもに決めさせる
・小学生のうちにひとり旅をさせる
・・・などなど、どれも今日から始まられる簡単なものばかり。
著者は、東京・吉祥寺、四ツ谷にある進学塾・VAMOS(バモス)の塾長。
同塾は、入塾テストを課さないのに生徒の「8割」が難関校に合格するという進学塾として注目されています。
過去に東大合格を果たした生徒や、塾の現役(元)東大生講師の親、さらに、受験コンサルタントとして年間300人を超える父母と話す中でわかった、子どもの能力を確実に伸ばすコツを一挙公開します。
【目次】
第1章 - 子どもの自信を育てる4つの習慣
(どんな場面でもほめてあげる、得意なことを徹底的に伸ばす、家の中で「勝負」する、ほか)
第2章 - 子どもの自立を助ける6つの習慣
(お風呂の時間を大切にする、「いただきます」の前に仕事をさせる、読む本は自分で選ばせる、テレビ・マンガを遠ざけない、ほか)
第3章 - 子どもの可能性を伸ばす6つの習慣
(子どもをほめすぎない、勉強を100%理解させようとしない、短所を無理に直さない、ほか)
第4章 - 子どもに継続力をつけさせる4つの習慣
(テストの順位や偏差値を気にしない、日記をつけさせない、「本物」にふれさせる、ほか)
第5章 - 子どもの集中力を高める5つの習慣
(「5分」の集中力をつける、スピードと基本を大事にする、休みの日にはダラダラする、ほか)
第6章 - 子どもをうまく叱る4つの習慣
(子どもにきちんと言い訳をさせる、テストの結果が悪くても叱らない、人としての間違いは徹底的に叱る、ほか)
第7章 - 子どもの成績を伸ばす5つの習慣
(家の中にたくさんの仕掛けをつくる、成績の上下に一喜一憂しない、余裕を持って子どもと向き合う、ほか)
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Posted by ブクログ
キャッチーなタイトルに惹かれて読んでみた。
なるほど、と納得できることが多かったように思う。
東大かそうじやないに関わらず、良い子育てだなと思った。すべてを実践できるわけではないけど、できるだけ取り入れてみたいな。
こどもの褒め方について、褒めたほうが良いというのが一般的で、自分もできるたけそうしてきたのだけど、褒め方にコツというか、何でもかんでも褒めるのは違うらしい。本書以外でもそういった記事を多数読んできたのだけど、なかなか自分でも線引きが分からず褒め下手な親だと実感はしてる。
今回改めてこの本を読んでみて、目的を意識するのが大切なのかなと思った。
小さい頃褒めるのは自己肯定感を持って欲しいから。でもできて当然のことを褒めても自己肯定感にはつながらない。それよりもできなくて悔しい気持ちに寄り添ったり、ひとつ上の段階を一緒に目差したり。。。ということを意識すればよいのかな!?と。
これってもしかしたらいたって普通のことのんだろうけど、数ある育児書の字面の上辺でしか理解してなかった私には貴重な気づきだった。
以下、読書メモ
・子どもの満足度に合わせて褒める
・得意なことを徹底的に伸ばす
そのためには現状把握(何が得意で何が苦手か)が大切
自信がつけば、他の教科も自然についてくる
・日常生活に勝負をたくさん取り入れる(負けず嫌い)
・負ける悔しさを経験させる
くやしさをしっかり受け止めさせる
・自分でできることは自分でやらせる(自立心)
・食事の準備をさせる(てきれば料理も)
・読む本は自分で選ばせる
・休日のプランを子どもに決めさせる
決められた予算内ならどこでも行ける日を月に1回
予算を抑える工夫、交渉力、情報収集、比較検討
自分の意思で決定するというトレーニング
・テレビやマンガはユメの宝庫
将来のビジョンを明確にイメージできる(リアル)
・子どもの人生は子どもが主役
・感情をうまく切り替える(感情のコントロール)
親は、小学校高学年くらいまでに、うまく切り替えられる方法を試行錯誤してみつけておく(言葉でないケースや、親以外の言葉というケースも)
・ハングリー精神(褒めすぎない)
・小学生のうちにひとり旅をさせる
自分の限界を超えられたという経験
・勉強を100%理解させようとしない
6割目安、積み残しがあってもオッケー
・短所を直すのではなくうまく付き合っていく
まずは短所と長所の把握、認識が必要
・こどもの教育は母親主導がうまくいくケースが多い
・ライバルは自分自身(他人、順位、偏差値を気にしない)
努力が反映される数値に注目(点数など)
・続けられるという成功体験を与える(ツライものはさせない。続けやすいものを選択)
・本物に触れさせる
夢に対するモチベーションが下がる中学生時代にも効果的
・何事も自分で決めさせる
自分の意思がなければ続かない
自分で選んたことに責任を負う
・たとえ時間が短くても100%の集中力で取り組ませる
5分でもオッケー
・スピードと基本を大事にする
処理能力が求められる問題も多い
・休みの日はダラダラもオッケー
伸びる子ほど休みが必要
メリハリが大切
・習い事のしすぎは注意
週に1日は完全休業日を入れ、シンプルに
ポジティブにダラダラしてもらう
・勉強以外の何かに夢中になる経験
ゲームでもオッケー
集中力を高める
・リビング学習が効果的(おもちゃがない環境、孤独じゃない)
親も読書や仕事など
勉強中は時計を見せない(終了時刻までのカウントダウン防止)
・言い訳をさせる(論理思考)
子どもも納得することが大切
・能力不足か努力不足かを見極めて、適切に叱ったり、一緒に悩む(次にどう活かすのか)
・ときには感情的に叱っても良い
でもしかりっぱなしにしない(スキンシップなど)
・人として野間違いは徹底的に叱る
・10分のスキマ時間を大事にする
トータルで○○時間と考える
集中できる
心理的ハードルが下がる
・家の中にたくさんの仕掛けを作る
世界地図、地球儀、タブレット、漢字表、日本地図、四字熟語、年表
必ず手にするものに細工する(冷蔵庫、お風呂、ボール、ソファ)
・成績の上下に一喜一憂しない
・模試の復習はさせない
やり直しグセがつく(本番とと同じ気持ちで)
解けなくて良い問題もある
・受験で大事なのは合格することでなく園経験を通じて何が得られたか
・こどもの意思を尊重、親のエゴを押し付けない