【感想・ネタバレ】私と猫と花の庭のレビュー

あらすじ

ああ、まただ――子猫がついてくる。画家の九条皐月(くじょうさつき)は、このところ猫のように自分をつけてくる少年を愉しみにしている。日に日に間合いをつめてくる彼は、ある日ついに皐月のテリトリーの庭に入った。彼・スズナはそれからは毎日のように庭に来て、楽しそうに皐月のそばで過ごしている。スズナの好奇心に惹かれるように“アレ”をし、蜜月のような逢瀬が続く。しかし、スズナは探していたのだ――この庭に埋まっているはずの秘密を……。スズナが暴こうとしていたのは、皐月の代表作≪四季≫にまつわる謎だった――。

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Posted by ブクログ

初読み作家さん。

攻め視線で語られる話が心地いい。
私有地である丘の上の花が咲き乱れる庭を持つ半引きこもり画家と高校生話。

ただのストーカーと思いきや実はその高校生は自分を知っていて、、、。


緩やかに時間が流れていくような話でその中で画家の過去が少しずつ現れて、そしてそれにつれて高校生の方の秘密?も出てくる。
庭が縦軸になっているせいか、柔らかい印象の作品だった。

難を言えば挿絵が子供っぽすぎる。当時はこういうかわいい系の挿絵が流行っていたのかな?これがもう少し大人っぽければ☆4つにしたかも。残念、、。

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2016年10月25日

Posted by ブクログ

私と猫と花の庭 
(GUSH2007年2月号・3月号に掲載) 
続・私と猫と花の庭 
(書き下ろし)

0
2010年05月26日

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