【感想・ネタバレ】時間とお金にゆとりができる「小さな家」:働く母の家事が本当にラクになる部屋づくりのレビュー

あらすじ

人気ブログ「cozy-nest」著者の「住まい」の本ができました。

小さな家は、家族との距離が近い。
小さな家は、ものの管理がラク。
小さな家は、掃除がラク。
小さな家は、家計もラク。
だから、小さな家だと、家での豊かな時間が増える――。

暮らしをダウンサイジングすると、心のゆとりはもっと大きくなる。
畳のリビング、ファミリークローゼット、時短壁付け式キッチンから、家具や家電の選び方や子どものおもちゃの整理術まで。
働きながら、高校生、中学生、小学生の男の子3人を育てる著者がたどりついた住まい観と、日々実践している住まいの工夫を紹介します。

安定や成長のシナリオを前提に、収入の最大限のローンを組んで大きな家を買う。
はたしてそれが本当に正解なのでしょうか?
大きな家は、維持(メインテナンス)にもコストがかかります。
そのコストは、自分たちの人生の時間を労働に変えて得たお金から支払われます。

ファッションや流行としてのミニマリストではなく、本当に自分が送りたい人生を見つめると、「小さな家で暮らしを整える」生き方にたどりつきました。

「畳のリビング」…家具がほとんど要らず、ソファなどの家具がないぶん、人数が増えても柔軟にくつろげる。
家具をどかす手間もないので掃除もラク。

「壁付け式キッチン」…低コスト。ダイニングとの動線が短い。
丸見えだからこそきれいに保ちやすく、家族に炊事や盛り付けを手伝ってもらいやすい。

「ファミリークローゼット」…家族全員の洋服収納が一箇所だから、洗濯後の片づけがラク。
家族も家事に参加しやすく、顔を合わせて会話する「場」にもなる。
畳まずに「吊るす」収納でさらに効率アップ。

「子ども専用おもちゃスペース」…棚や引き出しの大きさを決めれば、子どもが主体的におもちゃを選ぶようになる。
形を変えてコンパクトに収納できるブロックなどは、子どもの発想力を引き出す。

「今すぐ建て替えや引越しは難しい」という方も、ぜひ読んでください。
「必要なものだけとの暮らし」を思い描くだけでも、豊かな人生はスタートするのです。
そのためのさまざまなメソッドと考え方を、余すことなくご紹介します。

本書の一部をWEBマガジン「よみもの.com」にて公開中!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

不動産についての知識が豊富で、論理的な説明がなるほどと思いました。
千利休の茶室など、究極のミニマリズムを参考にしてるところも凄い。
ご自分の子育てについても、ここが失敗だったと冷静に評価する面をもっておられるところが知的だなと感じます。

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2024年08月08日

Posted by ブクログ

3人子持ち働く母の「追われない家事」がとてもよかったので、こちらも読んでみました。
主に著者が住んでいる「小さな家」についてのこだわりを中心に暮らしの工夫が綴られてありました。

考え方の章では、地球の環境が出てきたり急に話の規模が大きくなって驚く部分もありましたが、
著者の提唱する「広い家を理由無くステイタス的に良しとするのはやめましょう」という考え方は共感出来た。

ただ、話が基本的に家に特化しているので、家の購入を考えている時の方がもっと熱量を持って読めたように思う。
ただ、子供ができてライフスタイルが変わった我が家も家の中のあり方や実際の家具の配置など、変化の時期でもあったので、そこでは布団や畳のアイデアは1つ役に立ちました。

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2019年07月19日

Posted by ブクログ

参考になった!

ただ、初の電子書籍で読んで、読みづらかった。やはり電子書籍は本ではないよね。書籍かもしれないけど、本でない。

本がいい。

と、つくづく思ったよ。

それでも、こちらで紹介している小さい家の利点。とても我が家でも使えそうなものばかりで参考になりました!!!!

掃除の仕方、片付け方、そして考え方がストンと腑に落ちるような一冊。ましてや男三人の子持ちのママなのでさぞや大変だろうな、、、と、思うのにここまで管理が行き届いているのは整理整頓の賜物だと思いました!

また、子供に個室の概念や、思春期の子供への接し方など、なるほどなぁ。と、思わされること多数。メモりました。笑笑

我が家も狭いけど、狭いなりにどうにか工夫ができる!!!!と、読みながらむくむくとやる気がわいてきました!

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2019年06月22日

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