あらすじ
念願かなって百万(ももよろず)書房に編集として入社した平摘栞。あこがれの作家の担当を任され喜んだのも束の間、その人は大ヒットのデビュー作以降筆を止めてしまっていた!? さらにベテラン作家の新作を担当するも「売れる本とは?」という難題にぶつかって…。戦う新米編集・平摘栞、100万部目指して今日も編集業に奔走中! 読めば元気になる、文芸業界お仕事小説。
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Posted by ブクログ
「いい本」とは何か。「いい本」はどうしたら人に伝わるのか。「いい本」はどうすれば「いい本」だと理解されるのか。結局のところそれは読み手の感性やその時の好みの問題で、作り手を含む他者が簡単にどうこうできるものではないのかもしれない。それでも、少なくとも私はこの本がいい本であることを誰かに伝えたいと思った。
Posted by ブクログ
憧れの編集者になった主人公だが
担当相手はデビュー作以外書いてくれない状況で…。
すごい人の担当になったな…と思っていたら
別の意味でもすごい先生でした。
捕まえてくるの、大変ではなかったのでしょうか?
そもそも、そこらのやつは食べていいのでしょうか?
そこのインパクトで忘れていますが
その恰好は? などなど。
なかなかに突っ込みがいがある人でした。
そんな先生と…と思っていたら、そうではなく。
そこは一種の清涼剤(?)かと思っていたら
最後の最後に関わり合いが~という状況でした。
別の作家さんが右往左往させてくれていましたが
そちらもまぁ、解決。
売れてしまえばこちらのもの、というのは
真理ではあります。