【感想・ネタバレ】世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本のレビュー

あらすじ

会議でのプレゼンが苦手だ、自分の企画が通らない――この悩みを解決する方法とは? GE(ゼネラル・エレクトリック)の研修機関=クロトンビルでリーダー研修のマネジャーを担った著者が「プレゼンの基本」を紹介

※本作品は紙書籍で収録されている書き込みシートをそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

===読んだ動機===
20200217 書籍執筆の参考にと思った。実は以前にも読んだことある本。
201810-201903に社内のプレゼン改良活動をしていて(当初デザインをよくする方針だったが伝え方の方にシフトさせられた)、皆の知識をまとまった情報に基づいて近づける目的で、11/6に12冊を回し読みするWSに使った(大変使いやすかった)。5分/冊で1分で付箋にまとめるのを4冊。6人でやって25分ほど。その後、その付箋を20分位で共有してグルーピングするという流れ。ただWSには向かなかった(文が多いため)。

===どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか===
全部・WSでは上記。
ちゃんと読んで約5時間。

===重要なポイントは何か===
メモが大変な位、大事なことが多い(=良著)。

===どんな読み方がよいか===
ちゃんと理解しながら読む。
勢いがなくなると長くてしんどいので、一気に読んだ方がいい気がする。
忘れた頃に目次を見て思い出せない章をまた読むのがよさそう。

===感想===
良著だと思う。事前の聞き手の要求の把握や内容精査の重要性を切々と書いている。テクニックはその次の優先度で書かれている。
この本の良い点は、特に前者についてのノウハウを詳しく書いている点。
後者のノウハウの本が多いため独立した地位?を確立している印象。
この本のもう少し改善してほしい点は、少し文が長くて多い点。まとめページがない点。ちょっと疲れるのと、分量が多いので、どこかにまとめてほしかった。コンテキストやニュアンスも大事にした結果この位が丁度と判断した結果だとは思うけど。

P53伝え方が9割と重なる内容もあるが、プレゼンでは中身が悪いのを無理に盛り立てるのはよくないという意味合いで差別化している。
P78問題は解決するもので、課題は達成するもの、という定義は目新しかった。私は課題解決に違和感を持ったことはなかったが確かにその通り。

P106聞き手が煩雑な資料を望むのであれば、煩雑でいいというのも納得。
P120で成功者(people)の例を出す話があるけど、これについては前例がない場合にどうするか疑問が残った。

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2020年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 本書は、プレゼンの極意がまとめられている本となっている。テクニックの話が豊富に語られており、とても興味深かった。例えば、プレゼン全体を横、縦に3分割にしたグリッド線を引き、その中心に画像の中心が来ると見映えがよくなるといった内容も紹介されていた。
 個人的に自分が実践したいことは、スライドは極力シンプルにすることである。1スライドに1メッセージを意識する。これにより、何を伝えたいのかが明確になり、結果聞き手に優しいプレゼンになる。研究発表を主としていた頃は、スライドにメッセージをたくさん詰め込み、内容をあまり理解していなくてもスライドを読むことで乗り越えられていたが、今後はそれではいけない。シンプルにした分、こちらがきちんと理解をして話に尾ひれを付け加える必要がある。
 本書は、プレゼンに対する意識を変えさせてくれる一冊であった。

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2020年04月26日

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