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Posted by ブクログ 2022年02月06日
すべて実践できる言葉ではありませんが、より品性の高い表現ができる言葉も多くありました。
「奥さん」は自分の妻には使わないんですね。。。
勉強になります。
最後に著者が書かれているように実践してこそだと思います。
再読します。
有名な誤用等は知っているつもりでしたが、知ったかしている言葉も多いなと感じました。
新入社員に限らず、社会人には適度なハードルの本で良いかと思います。
Posted by ブクログ 2018年12月15日
題名通り、淡々と日常的に使う丁寧表現を例文とともにあげてくれている本。
●仕事がなめらかに進む
おそれいります
心待ちにする
お足もとの悪い中
ひとかたならぬ
有終の美
身に余る
趣向を凝らす
心ばかりの
お粗末様でした
僭越ながら
はなむけ
肝煎り
鋭意
お引き立て
御相伴にあずかる
末席を汚す...続きを読む
相成りました
ひとかどの
ご指導ご鞭撻
忌憚のない
お運びくださいました
つつがない
相身互い
幸甚に存じます
●人を立てる
あやかる
圧巻
おかげさまで
たしなむ
奥ゆかしい
みずみずしい
板につく
懐が深い
堂に入る
筋金入り
草分け
心づくし
金字塔
真骨頂
珠玉
雲泥の差
お株を奪う
遜色ない
私淑する
慧眼
眼福
通暁
矜持
謦咳に接する
●反省を真摯に訴える
面目ない
身のほどをわきまえず
申し開きのできない
襟を正す
気を揉ませる
しがらみ
断腸の思い
不徳のいたすところ
かまける
忸怩たる思い
うかつ
粗相
のっぴきならない
平に
●文書・メールでよく使われる
ご自愛ください
一身上の都合
教示
厚情
平素
愛顧
拙
万章繰り合わせのうえ
笑覧
踏襲
腐心
清祥
寛恕
畏友
上梓
恵投
●伝統を踏まえた
花道
土壇場
しのぎを削る
天塩にかける
土俵際
独擅場
お隠れになる
正念場
二の句が継げない
来し方行く末
糊口をしのぐ
お福分け
しゃちほこばる
●言いにくいことを穏やかに
あいにく
手前味噌
お手やわらかに
亀裂が入る
お汲み取りください
不躾
精彩を欠く
おこがましい
したり顔
老婆心
手垢のついた
沽券にかかわる
お戯れ
語弊
差し出がましい
折り入って
言わずもがな
寡聞にして
拙速に過ぎる
あられもない
膠着状態
●改まった場のかたい表現
忖度
不退転
可及的速やかに
割愛
如何ともしがたい
鑑みる
粛々と
喫緊
遅滞なく
顛末
励行
目下
歪曲
従前の
抵触
資する
齟齬
多寡
遺漏なく
蓋然性
懈怠
瑕疵
遡及
低廉
逸失
狭隘
誤謬
涵養
Posted by ブクログ 2021年08月11日
すぐ使えるワード
例文とともに記載されていて実用性がある。
また、なぜその言葉が使われるようになったか、歴史的な背景や文化的な要素も含まれており、読みやすく勉強になった。
まずは使ってみること!
Posted by ブクログ 2020年10月30日
知っている言葉もあったが、間違って使っていた言葉もあり参考になりました。
同じような意味あいの言葉でも使う場面、相手、シチューエーションによって選ぶべき言葉が変わってくるので、改めて日本語は難しいと感じました。
言葉にすると伝わりにくい表現もあるので、相手に伝えるということを1番に考え、その上で正し...続きを読むく美しい言葉選びをしていきたいと思います。
Posted by ブクログ 2019年09月17日
言い回し一つをとっても様々な言い回しがあるのだという事は
ぼく含め皆さんもよくご存知だと思いますが、いざ
どういうケースで?を想定すると使いどころを見失いがちなのもまた事実です。
そのようなケースバイケースでの日本語の使い方について
詳しく事例を交えて解説されています。
一方で、
現代では「中学生...続きを読むでもわかる言葉」を使うことが好まれているのもまた事実。
これらを踏まえた本書の位置づけの結論としては、
・本書の難しい言い回しや美しい表現を自分の中で落とし込んだ上で、わかりやすい言葉を使うのがクールである
ということです。
なぜなら、
「中学生でもわかる言葉」しか話せない人間がその言葉を使うのと、
「どちらも知った上で平易な言葉」を使うのでは
説得力も余裕も全く異なるからです。
折角日本に生まれたのだから教養として
日本独自の美しい言葉の言い回しをもっと勉強しようと思った一冊でした。
Posted by ブクログ 2018年10月27日
言葉の由来等も載っており読み物としてま楽しめた
相見互い→助け合うこと
あやかる→感化されて同じ状態になる
おざなり→適当にやる
なおざり→はぐらかしてやらない
おこがましい→おこは古語でバカ
金字塔→ピラミッド
清祥→つつがない→健康であること
寛恕→過ちを許すこと
恵投→ものを贈られること、献...続きを読む本は自分から贈ること
奢る→目上に対してはこちらで持つ
Posted by ブクログ 2018年02月17日
立場や状況に応じた大人の言葉遣いが使える順に紹介されているという、比較的使い勝手の良いワード集。
言葉の意味と使用例、説明と関連表現が基本構成となっている。
個人的には、だいたいは知っているレベルの単語だったが、きちんとした意味や使うべき状況などを改めて確認することができた。
18-16
Posted by ブクログ 2022年11月20日
普段の生活には難し言葉が多く感じたが
仕事では使えそうだと思う。歳を重ねていくにつれきちんとした言葉を発せられるようにしたい。
★5段階になっており年代別にわけているところもわかりやすい。
Posted by ブクログ 2020年12月02日
語彙力は身近な人からの影響が大きいため、本書で難易度が高いものでも職場で多く利用されて「使用語彙」になっているものもあれば、ほとんど触れることがなく「認知語彙」にもなっていないものまである。
多くの言葉を「使用語彙」として自分のものにするのは表現の幅が広がるため、本書を身近におき読み返す癖をつけたい...続きを読む。
Posted by ブクログ 2020年07月13日
著者は高校や大学受験塾の教壇に立つ辣腕の国語教師。
日本語のメールを読むと、相手方の語彙力に感銘を受け、翻って自分の文面を見ると自分のの至らなさに気づいたりする。
本書は誰しもかわかる簡潔な日本語から、一つ段階が上の語彙を解説した本。これみよがしにあまり多く使いすぎると「この人ちょっと変?」と浮いて...続きを読むしまうだろうが、たまにさらっ使うと周囲の人物、特に語彙にうるさい人から一目置かれる(かもしれない)。
Posted by ブクログ 2020年07月07日
オーディオブック
年齢や社会経験を重ねると、内容については大体知っている言い回しの羅列になるのかもしれないけれど、それでも知っていても使ったことの無い表現、自分の中で意味や使い方が曖昧だった表現についても丁寧な解説と現実的な例文でとても参考になった。
恥ずかしいけれど、聞いているだけではぱっと漢字が...続きを読む浮かばない言葉もあったので、またさらっと活字で読み直してみたい。
Posted by ブクログ 2019年05月14日
オーディオブックでリスニング。
事例もふまえているので、良いと思いました。
ただ、全て実践するのは難しいと思うので、印象に残ったものから取り組んでいきたいです。
Posted by ブクログ 2019年02月04日
本書を読むと、認知はしているけれど、自ら使ったことはない言葉がいくつも出てきた。理解のあやふやな言葉を正すことができたのは良かった。ただ、使うべき言葉は相手や場面、自分の年齢、時代等でも変わるものであり、たまにこのような本で振り返るのがちょどよいかなと感じた。
Posted by ブクログ 2018年12月01日
使える順に紹介する、というコンセプトはありがたい。
語彙力本は、読むだけは身につかない。文章を書くときやスピーチの前に定期的に読み返すようにして、使うことで、やっと語彙が自分の血肉となっていく。
Posted by ブクログ 2017年10月02日
認知語彙と使用語彙。聞いてわかるものと使えるもの。
恐れ入りますが、はずいぶん印象が変わる。ごきげんよう、と同じ。
幸甚に存じます。
私淑する。
慧眼(けいがん)=目上の人を褒めるときに使いやすい
通暁(つうぎょう)=精通しているを大げさに。
謦咳に接する(けいがい)=尊敬している人と直接会う。...続きを読む
相身互い=同じ苦しい立場のものが助け合うこと
貴下ますますご清祥のことお慶び申し上げます。=健康で幸せであること
寛恕=心が広く過ちを許すこと=どうかご寛恕ください。
畏友(いゆう)=尊敬している友人
上梓(じょうし)=書物を出版すること
恵投(けいとう)=人から物を贈られること。ご継投いただいたご著書、など。
逝去せいきょ、言質げんち、奢侈しゃし、市井しせい、唆すそそのかす、曝すさらす