あらすじ
稲荷荘宿泊客(妖怪専門)の「悩み相談係り」になってしまった一蕗。お宿自体は掃除も行き届き、少しずつ元の活気が戻ってきたが、やはり毎日変なお客様が訪れる。個性が定まらないと嘆く「のっぺらぼう」。現代人の悪夢で食あたり気味の「貘」。そして、海水浴に行きたいとごねる「雪女」。一蕗が用意した、彼らへのおもてなしとは?
電撃大賞受賞作家・さとみ桜の、人気作第二弾が登場!
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Posted by ブクログ
思ったより、人間世界での人間関係を引きずっていましたね。
そのまま社会復帰していなくて良かったかと…
他の人(妖怪)と触れあうことで心に余裕が出来たんですね。
独りでは回復は無理なんだな~
Posted by ブクログ
本人も言ってたが、ほんとに根が真面目な主人公。妖怪の悩みを聞いては、我が身を振り返る。でもそうやって、誠実に少しずつ前に進む姿は好感がもてる。