【感想・ネタバレ】ネコと読む『方丈記』に学ぶ“人生を受けとめる力”のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

日本古典文学の名作、鴨長明『方丈記』の本質を、少女と猫の会話方式&イラストでわかりやすく語り直す。『方丈記』の本質とは…どんな出来事にも動じることのない“受け止める力”を描いているところ。実際、東日本大震災の直後に『方丈記』が注目されたのは、もういちど自分たちの足下を見つめ、生きていくためのヒントを得たいという想いがあったからでしょう。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

職場の同僚におすすめされた本ですが、かなり痛んでいた自分の心を癒してくれる、そんな本だったように思います。狙っておすすめしたのかどうかは分かりませんが、同僚氏にとにかく感謝です。
特に印象に残ったのは、以下の部分。

生きるのは何のため?
忘れちゃいけないのは
人間としての成長と、おだやかな時間。
そのために必要なのは
ひとりでやりとげる力なんだ。

3行目まではいいとして、5行目で突然厳しい感じになるのは、方丈記ならではなのかなと思ったり。でも、自分を守るのは自分しかいないことを考えれば、おのずとこの結論に達するかなとも思います。

無常観とか、執着しないこととか、色々学べることがたくさんある本ですが、また悩んだら読み返してみようと思います。

0
2018年11月13日

「ビジネス・経済」ランキング