【感想・ネタバレ】帰宅恐怖症のレビュー

あらすじ

なぜあなたは家に帰れないのか?
なぜ夫の帰宅は遅いのか?
それは夫が家に居心地の悪さを感じて、家に帰るのが怖くなる「帰宅恐怖症」なのかもしれません。

帰宅が怖くなってしまうのは「妻が怖い」から。

・「喧嘩を引きずり、『きっとまだ怒っているのだろう』と思うと、家に帰りたくなくなるし、玄関のドアを開けるのが怖くなりました」(公務員・43歳)
・「また喧嘩になったりしたら嫌だから、仕事が終わっても会社に居残ったり、漫画喫茶で時間を潰してから帰るようにしています」(IT関係・37歳)
・「帰宅前、キレイな夜景などを見て、心を癒されていると、『このまま、ずっとここにいたい』と感じて、情けなくなります」(教育関係・42歳)

常に妻の顔色をうかがい、やりとりに疲れ、家に帰るのが億劫になり……世の中は「帰宅恐怖症」の夫で溢れています。放置すれば、いずれ「別居」か「離婚」。

「帰宅恐怖症になりやすい」夫は次の10タイプ――(1)気弱で優しい型/(2)我慢型/(3)争いごと苦手型/(4)外面人間型/(5)面倒くさがりや型/(6)お子ちゃま型/(7)父親が気が利かない方/(8)母親がヒステリー型/(9)母親が過干渉型/(10)女性慣れしていない型

「夫を帰宅恐怖症させやすい」妻は次の10タイプ――(1)しっかりした良い妻型/(2)白黒はっきり型/(3)せっかち型/(4)束縛型/(5)マイルールいっぱい型/(6)ボス型/(7)ヒステリー型/(8)母親が感情的でヒステリー型/(9)父親大好き型/(10)男性慣れしていない型

重要なのは、「帰宅恐怖症」を自覚し、その予兆を認識すること。本書は病のメカニズムを解説し、対処法も伝授します。

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Posted by ブクログ

分析までは非常に良いのですが、ソリューションでトーンダウン。無理めのことばかり書かれているので、「それできたら苦労してないよ」と思いました。
しかしながら、我が身に思うことを、こうして活字にて読むことで客観的に理解できた気になります。
で、どうする??

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2017年10月11日

Posted by ブクログ

もっと簡単に、おもしろおかしく読めるような本かなと軽い気持ちで手にとったら、内容が恐ろしくシリアスで、恐縮しました。

夫婦問題カウンセラーの筆者が、自らのカウンセリング経験をもとに、帰宅恐怖症になる夫婦の傾向と、対応策を記したもの。

夫婦の相性、相手に対する寛容さがないとどこまでも夫婦関係はズレて、冷め切っていき問い返しのつかないものになっていくのだなと。誰にでも起きそうで、ななか背筋がひやりとする気持ちになりました。

気になったフレーズ
___________
いずれの場合も、基本のパターンは、①「しっかりした良い妻タイプ」です。
「帰宅恐怖症」になる夫の妻は、「良い妻」になろうと一生懸命頑張る、やや気が強い妻がほとんどなのです。
___________


以下、目次から
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第5章 「帰宅恐怖症になりやすい」夫のタイプ10
①気弱で優しいタイプ
②我慢タイプ
③争いごと苦手タイプ
④外面人間タイプ
⑤面倒くさがりやタイプ
⑥お子ちゃまタイプ
⑦父親が気が利かないタイプ
⑧母親がヒステリータイプ
⑨母親が過干渉タイプ
⑩女性していないタイプ

第6章 「夫が帰宅恐怖症になりやすい」妻のタイプ
①しっかりした良い妻タイプ
②白黒はっきりタイプ
③せっかちタイプ
④束縛タイプ
⑤マイルールいっぱいタイプ
⑥ボスタイプ
⑦ヒステリータイプ
⑧母親が感情的でヒステリータイプ
⑨父親大好きタイプ
⑩男性慣れしていないタイプ

第8章 「帰宅恐怖症」脱出作戦 「妻が怖い」夫へ
①自分の気持ちを書き出す
②妻を疑え!
③「怖い」の一言を言え!
④試練は乗り越えない!
⑤自分のせいにしない!
⑥とりあえず謝らない!
⑦言うべきことは言う!
⑧揉めて得とれ!
⑨無責任夫にチャンスあり!
⑩生き方を変える!

第9章 「帰宅恐怖症」解決法 「夫に怖がられている」妻へ
①過去の自分を振り返る!
②夫の長所と短所を仕分けする!
③あなた自身の決断こそ重要!
④一番しんどいものから逃げる!
⑤言う前に書く!
⑥「何にイライラしているか」を具体的に考える!
⑦計算して得とれ!
⑧何か1つだけやめてみる!
⑨「夫婦関係はすでに壊れている」と思え!
⑩「帰宅恐怖症」への緊急対処法

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2021年10月30日

Posted by ブクログ

男女の話し方・会話の目的におけるちがいによるすれちがいあるあるを平易に・タイプ(「帰宅恐怖症になりやすい夫10タイプ」等)分けしてポップに書いてるので楽に読める。深刻になやんでいる人には向かないだろうが、「いやいやそんな大げさなネーミング笑」くらいの人は得るものがけっこうあるかもしれない。

夫=恐怖症になるひと、妻=させる人というのは固定、子どももいる前提みたいな部分も多いのでそこにステレオタイプの抵抗を感じず「タイプ分け」好きな人向け。

毒親系を読んできたけど、母と私の関係はこれに近かったのでは。
身内に責め口調の人がいる、もしくは自分がそうなりがちなら是非。

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2017年11月05日

Posted by ブクログ

症例の分析に半分以上のページを割いてあるが、ではどうしたらいいのかになると急に浅い加藤諦三的な構成なのが残念。

分析、タイプ分けはできても、その先は個人の環境や性格によるものなので対策については一般化できないということなのだろう。
自分の気持ちを理解するだけで、状況を改善することができるレベルの人は読まないような気がします。

いわゆるセルフ認知療法は難しいものなのよ…

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2019年01月29日

Posted by ブクログ

うちは大丈夫だろうか。
この本に興味を持った時点で、ヤバイのかもしれない。

ただ、「帰宅恐怖症にさせた嫁」は悪者扱いされているようで、そこは違和感。

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2017年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思い当たるところが多々あるのになぜうちの夫は帰ってくるのか。そちらのほうが不思議である。役には立つが、女性のしんどさに向きあう部分があるともう少しありがたいかも。

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2017年10月25日

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