あらすじ
又吉直樹さん絶賛!
天才演劇作家の妄想と日常が交錯する
待望の初エッセイ集!
1985年に北海道で生まれ、
2007年に「マームとジプシー」を旗揚げして、
26歳のときに演劇界の芥川賞とも称される
岸田國士戯曲賞を受賞。
――故・蜷川幸雄氏も一目置いた天才演劇作家が
女性週刊誌『アンアン』にて
思うがままを言葉にして焼きつけた
不可解な女子たちの
からだ、
きおく、
におい、
あるいは、そのすべて。
「振り回されること自体が、気持ちいいのはなぜだろう。
振り回されて、豊かな気持ちになるのはなぜだろう」
日々、悶々と女子たちを傍観して生きる男の日常が明かされる
妄想系エッセイの最高傑作、ついに完成!
又吉直樹さん絶賛!
「透きとおった変態性と切なさが最高でした。」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本書のテーマは異性である「おんなのこ」について考えをめぐらせるということであるが
劇作家、演出家という職業につく人の狂気とも思える執着、執念が溢れていて、気持ち悪いながら面白い。
役者やそれ以外の女子について、具体的に関わるでもなく深く考察し妄想をふくらませる。
人間について考えるとき、一人ひとりの人生を最初から将来まで出来る限り空想する
子供の頃や、両親との関係、異性との関わり、服装、病気などなど
人間を構成する全てにまで出来る限り思いをはせて、それをもとに人間を理解し好きになる、
これが演劇を通じて人間を表現する土台となっているのだろうかと感じる。
Posted by ブクログ
フェチズム全開のエッセー。
女子の腕毛が気になったり吐瀉物に萌えたり、全体的に感性がヤバい
幼女から祖母まで「おんなのこ」を感じることができるのはすごい
一周回って尊敬する
この世にこんな人間がいることを知らしめただけでこの本には価値がある
多様性万歳って感じ