【感想・ネタバレ】ボルケイノ・ホテルのレビュー

あらすじ

茉祐子は火山の麓で100年以上続く温泉旅館を営んできた。30代半ばだが、年より若く美しい彼女が深い仲になったのは、新聞の支局員、火山の研究者、新任の教師。時が来れば、彼女の元から去って行く男たちばかりだった。旅先のNYで出会った初老の夫婦の言葉に彼女の凍りついていた心が解きほぐされる表題作など男女の深淵を描く傑作揃いの短編集!

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Posted by ブクログ

恋に悩み、愛に戸惑う女性の姿がある時は切なく又ある時は哀しく静穏なタッチで描かれています。

10代~20代に掛けての若い時代の熱情の恋も良いけれど、この短編集はある程度年齢と経験を重ねた大人の女性ならではの愛が描かれていて心に染み渡ります。

「哀しいよ」ではドキドキしたり「あの海の前で」では心の通じ合えない旦那さんにもどかしくなったり「ボルケイノ・ホテル」では希望を持てるラストにほっとしてみたりそれぞれのストーリーに感情移入しながら読みました。

大人の女性にオススメ出来るしっとりとした作品です。

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2023年02月17日

Posted by ブクログ

短編すべてがたんたんとした感じ。
でしゃばることなく、今を受け入れ、ハッピーエンドでなくとも、前に進んで行こうとしている。強いということ?!

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2017年07月29日

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