あらすじ
美哉は恋人と別れ、仕事も失い、失意のどん底にいた。痛みを紛らそうと飲みに行き、酔った帰りに猫と青年をうっかり拾ってしまう。紆余曲折あって、謎めいた青年、透と賢い白猫アガサとの奇妙な同居生活が始まる。透とアガサは美哉の日々の悩みやトラブルをただ聞くだけで、まるで安楽椅子探偵のように解決していく。そして謎だけでなく、心も解きほぐしていく。次第に透たちとの関係が心地良くなる美哉だったが――心に染みる日常ミステリ。
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Posted by ブクログ
日常生活の不可解なちょっとしたことを
猫のアガサさんと透さんが
解決しているストーリーです。
世の中には色んな人がいるんだなあと
納得しながら読みました。
面白かった!
人と猫を拾うって 絶対にあり得ないシチュエーションに惹かれ 読んでみたいと思っていました。
母親と妹との関係や会話等 自分自身に当てはまり何だか腹立たしくなったり 切なくなったりと重なる部分もあり こんな風に第三者に入ってもらえたら違う事になったりしたのかなと思ったりしました。
とにかく よかったと思える1冊でした。
Posted by ブクログ
酔っ払った帰り、猫と人を拾った。
酔っ払うとすごい事に…を体現してしまった主人公ｗ
日常ミステリーというより、日常の困った話？
それぞれ小さいものではありますが
言われてみれば、なものばかり。
全編通して、拾った方々は何者なのか、が
ものすごく知りたいです。
Posted by ブクログ
理想の同居人ですね
ずっとこのままで良いのかといわれると
違う気もしますが、「植物図鑑」のようになる可能性も無くはないし
このまま(年齢も状況もすべて)いつまでも変わらなければ…
