【感想・ネタバレ】舌の上の君のレビュー

あらすじ

料理人の厨圭は、異世界に迷いこんでしまった。少女・アイサに救われたクリヤは、調理の技術を活かし、少しづつ異世界に馴染んでいく。しかしある日、彼はアイサの真実を知ってしまう。彼女は「サカラ」という、至上の美味を宿した人間で、いずれその身を調理される運命にあったのだ…。ジャンプホラー小説大賞編集長特別賞受賞作!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

感情の移り変わりの描写が自然で
あれだけアイサを食べることを嫌がっていたのに、
神を感じさせるや俺はアイサなんだなどと言ってしまうような心の移り変わりはホラー

残酷だけど救いのある物語かと思ったけれど、最後には救いはなかったのではないかと思ってしまうようなものだった

ミステリーの要素、伏線もあり楽しめた

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2025年02月27日

Posted by ブクログ

普通に亡くなった方も
弔いに食べる食人習慣の文化に対して
私の本能的な嫌悪感が
どこからきてるのか
しばし 読む間に考え込んでしまいます
美味であるから食べるというのでは
納得できないけど ぎりぎりまで
丹念に描かれていると思いました

0
2017年10月21日

Posted by ブクログ

あらすじ:日本人料理人の厨圭が異世界転生した先は、死んだ人間を食べる風習(食葬)のある国だった。圧倒的に美味しい人間である「サカラ」のアイサに助けられて異世界で生活していくが食葬への抵抗感は残り……。

さらっと言語習得のように、本筋から外れるところは排除されて読みやすい。
愛する人に食べられたい、愛する人を食べて永遠に一緒に生きていきたい……という考えが軸に描かれるけれど、それは食べた牛豚鶏なんかも共に生きていくということ?とか、栄誉なことであっても子が召し上げられて15歳程度で殺されるのに親がそれを明かすか?とか引っかかることは多かった。ホラー要素はほぼなし。

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2024年06月25日

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