あらすじ
もう誰にも触れさせたくない
秘密の部屋で、騎士は王女を甘く乱す
母を亡くし天涯孤独となったエミーアは、母の遺言通り国王に会いに行く途中、騎士アドニスに出会い心奪われる。王になかなか会うことができず、アドニスの部屋に匿われるエミーア。「君は何も知らないんだな」初めての甘い快楽を与えられ、さらに彼への想いが募る。そんな時、実は自分が国王の娘と知りアドニスと結ばれない運命に苦しむが……?
感情タグBEST3
純真な乙女の初恋
田舎の森の中で、母親と暮らしていたヒロイン。
ロマンチックなおとぎ話が大好きで、ピアノの音色に惹かれてやってきた王子様と恋に落ちる、、そんな話を夢見る純真な乙女。
母が亡くなり形見のペンダントを胸に、手紙を王様に渡すために森を出て来た彼女を助けたのが、ちょっとワケアリそうな騎士。
記憶を無くして、孤児院にいたところを王様に見いだされて王様付きの騎士になった彼は隣国の行方不明の王子?
ヒロインが純真過ぎて世間知らずすぎだけど、ドロドロしたのがなくて良い◎
お話につい引き込まれて最後まで楽しく(?)読みましたが、ヒーローがヒロインに、初対面の時から口付けをしたり、ヒロインが王の娘だと知ってからも不埒なことをしたりとか、結婚も、王が二人の気持ちを確認したら、式の前に関係を持っても黙認されるとか、全体的にゆるい感じなのが違和感ありました。こういう世界なのだと言われれば、そうなのかなという感じですが、自分の持っている王女ならとか騎士ならばとかいう固定観念とぶつかるので違和感となったのかなと思います。
両思いな二人が幸せそうなのは良いなと思いましたが。