【感想・ネタバレ】トレント最後の事件のレビュー

あらすじ

アメリカ実業界の巨人マンダースンが、イギリスにある別邸で頭を撃たれ殺害された。突然の死を受け、ウォール街はじめ世界の投機市場は大混乱に陥る。画家にして名探偵のトレントは懇意の新聞社主に依頼され、この事件を解決して記事にするべく、特派員として現地に赴いた。そこで彼は最重要容疑者である、被害者の美しき妻メイベルと出会うのだった。盟友チェスタトンに捧げられた本書は、独創的な大トリックを有し、恋愛の要素をミステリに持ちこみ成功している。推理小説を旧来の型より大きく前進させ、黄金時代の黎明を告げた記念碑的名作。/解説=杉江松恋

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「スクランブル」に出て来たので。

と言っても、江戸川乱歩が選んだ十選のミステリーに入っているらしく、
ミステリー好きには有名らしい。
前世紀の推理小説からこの作品を期として、本格黄金時代を迎えたということらしい。

確かに恋愛がらみの展開と言い、
二転三転するトリックと言い面白かったが、
それほどすごい作品なのかはよくわからなかった。
つまりは、現在のミステリーに近いからこそ、
普通に読めてしまったのかもしれない。

被害者があわてて身支度をした証拠に、
義歯を忘れたというくだりが可笑しかった。

0
2022年10月19日

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