あらすじ
アイデアは一日にしてならず。よいアイデアは,様々な思いつき,メモ,気になったフレーズ,各種データなどがほどよく蓄積された「アイデアの地層」から生まれる。そのアイデア地層のつくり方を,ノート・メモ帳を中心としたアナログツールと,Evernoteを中心としたデジタルツール(iPhone,iPad,PC環境)の合わせ技で紹介。古今東西の発想術のポイントをふまえ,デジタルもアナログも駆使して「いいとこどり」するハイブリッド発想術にして,最新版「アイデアの教科書」。
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Posted by ブクログ
この本は、アイデアを生み出す人のためにどういったツールをどのように使うのかについての内容で、アイデアを生み出すための具体的な方法が書かれている。
日常生活において、多くの領域に関心を広げ、考えたアイデアを使っていくことが重要であることがわかった。
Posted by ブクログ
目次
はじめに All You Need Is Idea!?
01 良いアイデアは良い「畑」から生まれる
02 アイデアの種を見つけるメモ術のバリエーション
03 アイデアの種を大きく育てる連想ノート術
04 アイデアの実を収穫するセンスを磨く
05 Evernoteによるアイデア地層のつくり方
06 ハイブリッド考具としてのiPad活用法
おわりに 誰にでもアイデアの「地力」がある
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はじめに All You Need Is Idea!?
「準備:あらゆる角度から検討」「孵化:いったん遠ざかる」「解明:無意識から浮かび上がる」
☆時間と手間が必要
01 良いアイデアは良い「畑」から生まれる
・6原則
1誰でもできる
2種と土が必要
3工程が必要
4成果物は不明
5アイデアはスキル
6ツールは補助
・アイデアパーソン
?種を見つけ、?土を豊かに保ち、?実を収穫する
?見つけて拾い上げ(でもいつ来るかは不明)、拾い上げて、保管する(メモ:これがないと死蔵or消滅)
定期的に見直しして死蔵を防ぐ
02 アイデアの種を見つけるメモ術のバリエーション
読書メモ・セミナーメモ
03 アイデアの種を大きく育てる連想ノート術
連想、とは?何かがきっかけとなって蓄積された情報が引っ張り出される⇒
それをどうやって気持ちよくひろがげるか?
道具はそれを「邪魔しない」ためのもの
04 アイデアの実を収穫するセンスを磨く
アイデアを整えるための3つのポイント
・要点を見つける(Key Question)
・構造化する(目次づくり)
・ストーリーを作る(ストーリーライン)
「整想」エクササイズ
幻本の企画書を書いてみる
・title
・概要
・章立て
・対象
・価格
Posted by ブクログ
発想術というよりは、問題・課題を見つけ出し、解決するために連想し、最後にまとめ上げるという、「問題解決メソッド」として捉えることもできる一冊。(この本では「着想」→「連想」→「整想」とよんでいる)
アイデアの気付きを「種」、育てる土壌を「畑」、それを助けるツールを「考具(耕具)」と喩えられて話を進めており、中身はわかりやすく本質を捉えられていると思うのだが、如何せん欲張って扱う範囲が広すぎて(問題の見つけ方から解決の仕方を通して、最後に落としこむというスコープ)、一つ一つの中身が薄いのが残念。
全体が知りたいならば、「イシューからはじめよ」や「問題解決プロフェッショナル(思考と技術)」などを読むほうがよいかも。
部分が知りたいならば「参考文献」にあるモノをあたってみて、自分が読みたい部分が書いてある物を手にするのもよいかも。
簡単にアイデアの着想からその活かし方までをあっさりと知りたい人向けの一冊。
Posted by ブクログ
エバーノートの位置付け。
発想術の中で、記憶の補助としての記録の保存場所。
情報は保存すれば容量が増える。あらゆる形式で検索して探し出す(技術)ことが可能。クラウド、他のデバイスから参照が可能。
良いアイデアは良い畑から生まれる。
他所からの引用部分が多いように感じた。。
「アイデアの作り方」を思い出す。種、実などが出てくるのでイメージしやすい。
種:メモのことだ。エバーノートを使って、体験を保存。育てる=連想である。
実:を収穫する=デジタルツールを使って夢
Posted by ブクログ
面白かった。
アイデアを出せる人って、やっぱりこういう種まきをちゃんとしてるヒトなんだよね。
というわけで、もう一度改めて読み直したい。こういう基本的なこと、大事なのについわすれちゃうので。
Posted by ブクログ
Evernoteを使って、「アイデア地層」を作るというのはいい方法だと思った。また、常に良質なアイデアが出せる要アンテナを高くしていきたい。
Posted by ブクログ
そもそも発想って、どんなことなのか、どんな方法があるのかを分かりやすく説明している書。
発想する為の手助けの為の、デジタルツールについても分かりやすく解説してくれてる。iPadが欲しくなる
Posted by ブクログ
筆者はEvernote関連の書籍をいくつか執筆されているが、ツールの使い方、というよりも、「なんの為に使うか」という部分に主眼を置いて書かれていて、印象的だった。
この本は、特にその姿勢を鮮明にしていて、Evernoteに関する記述はほとんどおまけ的なあつかい。
発想のプロセスを
(1)収集(キャッチ)
(2)拡張(連想)
(3)修練(構造化)
(4)ストック(最良)
のステップで明確に書いている。
発想法の本って読んだ事がないのだけど、とてもシンプルで自然な流れ。
ある意味、誰もがやっている事なんだけど、いくつか気が付かないところもあった。
この人の文章は見ていてリズムがあって、押し付ける感じがなく好感が持てる。
こういうタイプの本が苦手な僕でもスルッと読めたのも、その文体ゆえだと思う。
なにかに役立てる為に、人は情報をストックするわけだけど、一番最初の(1)収集が、実は一番難しい。
クラウド時代でも、やはりスマートフォンで思いつきを自由にメモするのは厳しいし、やはり紙のメモの用途が大きい。
タイトルのハイブリットというのは、アナログとデジタルの良さをどちらも生かしてつかうという意味。
ハイブリットのバランスは本当に人によって違うと思う。
けど、ハイブリットに出来るようになったのも、スマートフォンにカメラと通信機能、常時接続が付与された事が大きい。
「デジタルは実はとても不自由」というのは、僕もとても同意する。
Posted by ブクログ
Evernoteとアナログノートによるハイブリッド発想術というタイトルから、てっきりEvernoteを生かしてアイデアを発想する方法を教えてくれる本かと思いきや、Evernoteに関しては終盤で少し触れている程度。他の章は、アイデアというものを生み出すことについて、詳しく解説するようで、結局作者が読み手に何を伝えたいのかがよく分かりませんでした。
ページが多い割に具体性もなく、中身が薄いと感じました。Evernoteの解説書でもありませんし、アイデアを生み出す解説書でもありません。この本を読むことで、アイデアを生み出すことのスキルがあるということを認識し、それに取り組むきっかけにしてもらう本かと思います。