あらすじ
ビジネスの現場を実際に観察する「ウォーキング・エコノミスト」であり、
わかりやすい解説で知られる伊藤元重教授が、
世界と日本で起こっているさまざまな変化の本質を読み解きます。
グローバル経済ではAI、IoTが生み出す勝者と敗者、世界に広まる保護主義、日米FTAの行方、
日本においては働き方改革、生産性をどう引き上げるか、穏やかなインフレによる財政再建の可能性など、
押さえておきたいポイントがぎっしり盛り込まれています。
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Posted by ブクログ
170613伊藤元重が警告する日本の未来
オーソドックスな日本経済解説書
「巨額国債発行」に対応する「戦略」を皆で追体験&
1.技術の流れ AI IOT ロボット クラウド ⇒経済・社会をどう変えていくか
2.通商政策の流れ
3.アベノミクス 名目GDP 97年ピーク→デフレ→2015年更新
1.技術の流れ
COP21 2050年温暖化対策 CO²を80%削減 クルマは90%削減
イノベーション 改良型と破壊型 大企業とベンチャー ハングリーが必要 金融資産肥大化は逆
(1)中抜きショートカット
(2)サブスクリプション継続取引 プリンターとインク
(3)既存ビッグビジネスは恐竜 金融業とフィンテック コマツKOMTRAX モノの販売からサービス提供
(4)ビッグデータ GoogleのGPS→カーナビの渋滞情報 リアルデータの活用(医療データ)
(5)シェアリング 遊休資産活用のためのマッチング
2.通商政策の流れ
マルチ→バイ(2国間) FTA自由貿易協定 EPA経済連携協定
コメの関税700% 消費税10%を軽減する 矛盾
3.アベノミクス
名目GDPの推移(P205) 97年533兆円 2015年532兆円
財政問題
(1)債務問題 1,000兆円
(2)プライマリーバランス問題 歳出[マイナス国債償還+利払い]と歳入の差額 現在16兆円赤字
(3)2025年問題 団塊世代が後期高齢者