【感想・ネタバレ】きまぐれオレンジ★ロード カラー版 1のレビュー

あらすじ

【デジタル着色によるフルカラー版!】【優柔不断な少年と2人の少女のドキドキ三角関係!】高陵学園中等部に転校してきた春日恭介は、家族全員が超能力者という特異体質。恭介はクラスメイトで不良で美少女の鮎川まどかを好きになり、彼女の気を引こうと奮闘する。しかし、まどかの妹分の檜山ひかるに猛烈なアタックをかけられて…。愛と青春とドタバタの学園ラブコメ、第1巻!

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Posted by ブクログ

600エントリ目は、キリ番エントリでは初登場となる少年漫画として、まつもと泉の「きまぐれオレンジ★ロード」を取りあげる。この作品は1984年から1987年にかけて週刊少年ジャンプに連載されたラブコメであり、アニメ化もされた人気作である。この作品は、優柔不断な男子高校生・春日恭介と同級生の鮎川まどか、そして彼らの後輩である檜山ひかるの三角関係が、コメディタッチで延々と描かれるだけの、ある意味では非常に退屈な漫画である。しかし、彼らの微妙な関係は、話をどれだけ重ねても進展しそうで進展せず、その頑なな安定感が当時の読者から絶大な支持を受けた。川口盛之助氏は、日本文化の神髄の1つとして「寸止め」を挙げているが、この作品は「寸止め」だけで成り立っていると言っても過言でない。一方、主人公である春日恭介は超能力一家の一員である、という設定が、毎号繰り返される似たような話にうまくアクセントをつけていたと思う。この設定が、物語の終盤で明らかにされた、春日恭介と鮎川まどかの(タイムスリップによる)運命的な初対面を導出したのである。このエピソードが描かれた瞬間、単なる「面白いラブコメ」だった本作品は、少年漫画史に燦然と輝く伝説的ラブコメに変貌を遂げたのであった。ジャンプコミックス全18巻、愛蔵版およびコミック文庫版それぞれ全10巻。

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2016年05月21日

Posted by ブクログ

特別優秀でもないが、蔑まれるほどでもない。等身大に描かれる主人公。二次元に描かれたお相手は恋するに十分な美しさ。超能力という裏技は自らを重ねるには頼もしい。…ローティーンからハイティーンへ、夢のように通り過ぎた中高時代。授業を受け、休み時間を過ごす。校内行事があり、課外活動もする。友達を作る。そして、特別な人ができる。言葉にできない自分の思い。その人の仕草から気持ちを探る。もしかしての高まる期待。…いくつになっても思いを馳せる。二度繰り返すことはできないが、心の中ではいつでもあの頃に戻り、やり直している。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

何故が女性に惹かれる存在の恭介と、春日一家が持っている万能超能力が羨ましいと純粋に思った。

都会の中学生は当時から進んでいる。

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

いい不良
 少年向けラヴコメ。相手の彼女が不良のなりをした常人。
 展開はいきあたりばったりで、絵はまだうまくないが、おもしろい。ただし主人公はまだ中学生である。なんだか大人びてて高校生かとおもった。
 超能力一家といふ設定だが、ほとんど活かされない。

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2024年08月01日

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