【感想・ネタバレ】風俗で働いたら人生変わったwwwのレビュー

あらすじ

もしもあなたが、ありがちな不幸物語を期待して本書を手にしたのだとしたら、まったくの見当外れだ。
「風俗嬢は不幸な存在である」という陳腐なファンタジーは、本書には一切登場しない。(序文より)

現役風俗嬢による未曾有の風俗肯定論!!

風俗嬢。この言葉に人は何を連想するだろうか。
セックスを金で売る堕落した女。他に行き場を失った哀れな女。体で稼ぐ他に能のないバカな女。いずれにしても、そのイメージは暗い。風俗嬢という言葉の周縁には、いつだって「不幸」の二文字が、亡霊のように漂っている。しかし、果たして風俗嬢とは、本当に「不幸」な存在なのだろうか。
この問いに対し、本書は敢然と「否」を叩き付ける。風俗嬢は、堕落した女でもなければ、哀れな女でもなく、あまつさえ、能無しのバカ女どもでもない。風俗嬢とは、高度な専門技術と特殊な才能を兼ね備えた、現代のビジネスウーマンである。
本書は、現役の風俗嬢によって書かれた、風俗嬢、風俗業界の現在についての本である。そして、その執筆の過程において期せずして炙りだされることになったのは、「風俗嬢は不幸な存在である」という虚妄の正体、風俗嬢を「不幸」と見做さずにはいられないフツーの人々の、異様な姿だった。

<目次>
序章 不幸物語の終焉
第一章 風俗で働いたら人生変わった
第二章 だから風俗嬢は面白い
第三章 風俗嬢とは一体何者なのか
第四章 風俗を巡る誤解と偏見
第五章 誰が風俗嬢を殺すのか
第六章 これから風俗で働く人のために

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風俗の印象がガラリと変わる

風俗嬢と聞いて、お金に困った女が仕方なく、とかあるいは貞操観念がしっかりしていない「ふしだらな」女が行うものだという印象を少しでも持っている人に読んで欲しい。

#笑える #タメになる

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2021年07月25日

Posted by ブクログ

タイトルがちょっとあれだけど、中身はすごくまとも。
風俗嬢の自立の方法や新人の店選び、感染症の知識まで、風俗嬢のことを思った書いている珍しい本。

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2019年09月16日

Posted by ブクログ

ふざけた印象のタイトルとは裏腹に、業界の実体についてかなりきちんと理詰めや比較をしていて色々と感銘を受けた。
売春を非犯罪化してレイプや性感染症が激減した話、世界に比べて保護も無く激安で売られる日本の風俗の実体等、勉強になる部分も多かった。
業界に疎い人は読んでおいて損はない一冊。

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2015年12月13日

Posted by ブクログ

精神科ユーザーに風俗業界で働く人は少なくない。その背景を理解するのに役立つ。著書が精神疾患というわけではありません。

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2021年05月24日

Posted by ブクログ

風俗嬢の立場からマジメに風俗について語った一冊。

学術的すぎて面白みには欠けたが、勉強にはなった。

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2019年10月11日

Posted by ブクログ

タイトルの割にシリアスでヘビ-な内容だった。中で出てくる風俗嬢に差別的な某フェミニズム関係者って誰だろう。

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2016年05月19日

Posted by ブクログ

風俗で働きながら、子育てして、親、妹を養っているシングルマザーの患者もいます。夫に内緒で教育費のためにデリヘルでバイトしている主婦も患者の一人です。その職自体に貴賤がないとはいえ、ここまで見事に「風俗という仕事」を冷静に分析し、評価し、その社会的立ち位置の向上を目指している文はみたことがありません。現在、いろいろな事情で、「しかたなく」風俗業界に身を置いている患者にも、このような観点もあるということを伝え、どうせ働くなら、誇りを持って、そして、もし、そこから出て行くのであっても、それまでの自分を否定しなくて済むように、サポートしていけるようにしていきたいと思います。

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2015年07月31日

Posted by ブクログ

感想
普通の人間が抱くイメージ。なぜ歪むのか。平均的であることに病的に拘る現代。そこからはみ出したものは徹底的に叩く。それは遺伝子のせいか。

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2023年08月21日

Posted by ブクログ

あ、意外にも字が小さくて、学術的な本にも思えるような構成。タイトルがこれなので、少し話題になった本に乗っかったポップな本かと思ったんですが。薄い新書だとは思えへんくらいに内容は濃かった。

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2015年07月18日

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