【感想・ネタバレ】図書館は逃走中のレビュー

あらすじ

家にも学校にも居場所がなかった少年。彼はある日、移動図書館車の清掃員の母娘に出会う。本を通じた幸せな交流もつかの間、ある事件によって、彼らは移動図書館車に乗って逃避行の旅に出る。本と図書館を愛するすべての人に贈る、一風変わった家族ドラマ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ボーイ・ミーツ・ブックであると同時にボーイ・ミーツ・ボーイであり、ガールであり、ファミリーでもある。本には全てが詰まっている。
あのジジイのような没落貴族?というのは実際にいたりするものなんだろうか。爵位を子供に継がせたくないという人がいたとして、それは可能なんだろうか。可能だとして、どんな手続きが必要になるんだろう。本当に子供を捨てた人とかいたんだろうか。遺言みたいなのに「息子○○に爵位は継がせない」みたいなことを書いとけばいいんだろうか。僕は日本の平民なのになんでこんなことを気にしているんだろうか。

0
2020年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

父親から酷い扱いを受け、学校でもいじめられている少年ボビーの冒険物語。

物語は、どんな人の人生にもある。
自分の決断と行動次第で、素晴らしい物語が紡がれていく。
ハッピーエンドなんてない。だって人生には良いこともあるし、悪いこともある。その代わり、悪いことだけでは終わらない。だって、おはなしが終わっても物語は続いていくから。

そして、ボビーは家族とは何かについても考えさせてくれる。
血の繋がりだけじゃない。そこに愛があることが家族なんだ。

ラストも余韻のある終わり方で、これから続く物語を想像させてくれる好きな終わり方だった。

0
2018年09月04日

「SF・ファンタジー」ランキング