あらすじ
仕事や生活に役立てたい、情報通になりたい……。最近の人は読書に実用的な価値ばかりを求め、書物をゆっくり味わうことを忘れてはいないだろうか。本書は、そのような傾向に異を唱えるリンボウ先生が、「読書に貴賎なし」と、読書を自在に楽しむ方法を惜しみなく披露。古典作品の魅力と読み方も、書誌学の専門家としての知識を交えながらわかりやすく解説する。書物に触れる真の歓びに満ちた著者初の読書論!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルに反して、読書の楽しさ、本を所有する楽しみなどが書かれていて、もっと本を読みたいと思わせてくれる本だった。
実用的に、役立たせるだけが読書ではない。
何冊読んだとひけらかすのではなく、読んでどんなことを感じたかが大切。
あと、自分の本棚の整理がしたくなった。
Posted by ブクログ
人生はできるだけ楽しく、豊かに(^_^)豊かに楽しく生きることの秘鍵が、すなわち自由な読書♪\(^o^)/自由に読み、ゆっくり味わい、深く考える、絶対の自由と自主、それこそが読書にとってもっとも大切!!(^o^)
Posted by ブクログ
読書への愛情を感じます。
・役に立つかどうかでなく、自分の娯楽として読書しなさい。
・本は自分の一部だから、本当に自分の支えや血や肉となった本は手元に蔵書しよう。
・無理に読む必要はないが、関心を持った所から古典に入ると不易な人間の営みが理解できる
こんな感じでしょうか。
Posted by ブクログ
本は、買って読むべし。(なんなら、2冊買っても良いのだ!)というのは、とてもわかる。そうしたいのは山々なのだけど…という点はあるが、読書は楽しむためのものであり賢くなるためのものでは無い。それだけで十分。
私の読む本の選び方や、読み方がオススメされていて読書初心者としてホッとした。しかしその一方で、『古典』を読み楽しめる程のレベルに無いことが悔やまれる。スローペースで良いから、古典や近代の本にもチャレンジしてみようかな。
Posted by ブクログ
ひとそれぞれに読書スタイルがある。しかしながら、読書を楽しむ人にとって、いくつか共通点が存在する。それを見つけるのもこんな本を読んだ時の楽しみになる。読書家は、えてして蔵書家でもある。楽しめました。